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【MLB】大谷翔平は毎回の二桁奪三振の快投!! 7回痛恨の同点弾を浴びるも本拠地ファンはスタンディングオベーションで称える

2021年9月27日 07時03分

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大谷翔平(AP)

大谷翔平(AP)

◇25日(日本時間26日)MLB エンゼルス―マリナーズ(アナハイム)
 エンゼルスの大谷翔平は、本拠最終戦となるマリナーズ戦に「2番・投手」として今季20度目の‘’リアル二刀流‘’で出場。ベーブ・ルースが1918年のレッドソックス時代に達成して以来の「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」に挑んだ。
 投手・大谷は1回に3番シーガーをフォーシームで、4番ハニガーをスライダーで連続三振に仕留めるなど無失点でスタートした。C・スズキの先制ソロの援護を受けた後の3回も、第1打席に右前打を打たれたクロフォードから三振を奪うなどシーズン150奪三振に到達。毎回の4奪三振でスコアボードにゼロを並べた。4回は1死から再びシーガーをスプリット、ハニガーをスライダーで空振り三振に。5回は先頭に不運な内野安打を許したが、続くフレイリーを99マイル(約159キロ)のツーシームで見逃し三振。その後、この日初めて得点圏に走者を背負い1死一、二塁とされたが、しっかり後続を仕留めた。
 正念場は最少得点差で迎えた6回1死一、二塁のピンチだ。フルカウントからハニガーを空振り三振、トロを中飛に仕留め思わずマウンドでガッツポーズ。球数は6回を終えて98球となった。
 一方の1本差でブルージェイズのゲレロ、ロイヤルズのペレスを追う打者・大谷は、1回無死一塁で登場。フルカウントから一ゴロに倒れた。3回の第2打席は中飛。快音を響かせたのは6回だ。先頭で弾丸ライナーの中前打。ただ後続が倒れて追加点を奪えなかった。大谷は降板と思いきや、再びマウンドにあがり、本拠地からもどよめきが起こった。
 しかし…。毎回となる9奪三振の直後だ。1死からケレニックに痛恨の同点被弾。それでも大谷は下を向くことなく続投して二桁奪三振も決め、7回1失点で終えると、本拠地のファンはスタンディングオベーションで称えた。

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