本文へ移動

【ヤクルト】村上39号2ラン 史上最年少シーズン40発に王手

2021年10月13日 20時51分

このエントリーをはてなブックマークに追加
ヤクルト村上が左越え2ランを放つ

ヤクルト村上が左越え2ランを放つ

◇13日 ヤクルト3―1中日(バンテリンドームナゴヤ)
 鮮やかな放物線を描いた一発だった。ヤクルト・村上が同点で迎えた6回に中日・松葉から39号2ラン。真ん中高めのカットボールを左翼席に放り込んだ一振りで、史上最年少でのシーズン40本塁打達成にリーチをかけた。
 「なかなか点が取れていない中、サンタナが流れを変えてくれたので勢いに乗って打てました」。サンタナが1点を追う5回無死一塁で同点打。来日初の三塁打で弾みをつけると畳み掛けた。9月26日の中日戦(神宮)以来14試合ぶりとなった久々の快音。21歳のスラッガーが1963年に巨人・王貞治、85年に西武・秋山幸二がともに23歳で達成したシーズン40発の最年少記録更新まであと1本に迫った。
 19歳だった2年目にはシーズン36本塁打で10代最多本塁打記録を更新。4年目の今季は最年少記録の更新ラッシュで球史に名を刻んでいる。
 9月19日の広島戦(神宮)で史上最年少での通算100本塁打を達成。同26日の中日戦(神宮)ではシーズン100打点の最年少記録を塗り替えた。
 8月20日の広島戦(マツダ)で自身初の3試合連続弾を記録した一発は両リーグ最速の30号。その後、巨人・岡本和に追い越されたが、この時点で単独キングの座を奪い返した。打点は同トップの岡本和に並ぶ107打点目となった。リーグ制覇へ秒読みのチームをけん引する若き主砲。世界のホームラン王超えは目前だ。

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ