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強奪!威嚇!サッカー北朝鮮男子、スポーツマンシップがゼロ 村上佳菜子、川淵三郎さんら怒り「アスリートとしてあり得ない」

2023年10月2日 11時18分

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 フジテレビ系の情報番組「めざまし8」は2日、1日夜に開催されたアジア大会男子サッカー準々決勝・日本―北朝鮮で、北朝鮮代表が日本チームスタッフを威嚇したり、試合後に主審に詰め寄ったりするなど”大荒れ”展開となったことを特集。粗暴な行為の数々に対し、スタジオ出演者からは「同じアスリートと思われたくない」「フェアプレーという言葉が全く関係ない」など憤慨の声が相次いだ。

審判団に詰め寄る北朝鮮の選手ら(AP)


 試合は2―1で日本代表が勝利。ただ、後半27分すぎ、北朝鮮DFキム・ユソンが日本チームスタッフがかごに入れた給水ボトルを強奪しようとした上、拳を突き上げて威嚇するようなジェスチャーをした場面を紹介。イエローカード6枚が提示される荒れ模様を受け、Jリーグ初代チェアマンの川淵三郎さんが試合後、X(旧ツイッター)で「明らかに怪我を狙った酷いプレーをレフェリーが見逃し続けた。FIFAレフェリーとはとても信じられない。日本選手が大怪我しないかを心配しながら見ていた」と問題視したことを取り上げた。
 スタジオ出演したプロフィギュアスケーターの村上佳菜子さんは「アスリートとしてと言うか、もう同じアスリートと思われたくないなと思ってしまうくらいスポーツマンシップに反している。抗議するのも、私たちの採点競技だったら、『ちょっとここはどうなんですか?』と意見を聞くことはあるかもしれないんですけど、フィギュアスケート界では、『こういう判定があった、次はされないように練習してこよう』というのが、やっぱりアスリートの考えだと思う。サッカーは点数で決まるスポーツなはずなのに、ああいう風に詰め寄っていくというのは、ちょっとアスリートとしてはあり得ないと思います」とバッサリ。判定がレッドカードではなく、イエローカードの提示にとどまった件に、フジテレビ解説委員の風間晋さんは「本当にもうボンボン反則があって、しかも北朝鮮の選手がね、イエローカードを出されても全く無視してその場から離れていく、そういう態度がおかしいなと思う。フェアプレーという言葉が全く関係ない、そういうプレーなので本当に残念」と憤った。(写真はAP)

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