大谷翔平、気づいていなかったエンゼルスのサプライズ演出…「水原一平ショック」の中での古巣対戦は心が和らいだ時間に
2024年3月27日 13時35分
◇26日(日本時間27日)エンゼルス4―3ドジャース(アナハイム)
ドジャースの大谷翔平選手が移籍後、初めて古巣のエンゼル・スタジアムでプレーした。「凱旋試合」で待っていたのは、6年間プレーしたエンゼルスの粋な演出だ。1回、「2番・DH」で出場した大谷が打席に立つと、電光掲示板で約1分間、これまでの活躍や今年1月のMVP受賞時の大谷のコメントなどをまとめた映像を流した。
打席に入った時、大谷はその演出に気づいていなかったようだ。ロバーツ監督も「大谷はメモを受け取っていなかったようだね」。その後、主審や投手の配慮でようやく悟った主役は映像を見終えると、ヘルメットを取って四方にお辞儀。万雷の拍手に包まれた。
打席に入った時、大谷はその演出に気づいていなかったようだ。ロバーツ監督も「大谷はメモを受け取っていなかったようだね」。その後、主審や投手の配慮でようやく悟った主役は映像を見終えると、ヘルメットを取って四方にお辞儀。万雷の拍手に包まれた。
通訳だった水原氏の違法賭博問題が表面化し、前日は、大谷が声明を発表した。激動の日々で「言葉に表せないような1週間」を過ごした大谷を、古巣やエンゼルスファンは温かく出迎えた。盟友のトラウトはウォームアップで大谷を抱きしめ、何か言葉を発したようだった。大谷の心が和らいだ時間となった。
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