センバツ初Vの健大高崎・箱山主将「優勝決まっても涙出なかった…チームも自分も通過点」

　センバツ高校野球で初優勝した高崎健康福祉大高崎（群馬）は一夜明けた1日、大阪市内の宿舎ホテルで取材に応じ、4日からのU―18日本代表候補強化合宿メンバー入りした主将の箱山遥人捕手（3年）は「優勝が決まっても涙は出なかった。自分の目標は、日本一と日本代表入り、ドラフト上位指名。まだ通過点にすぎない」と気を引き締め直した。

　夏の甲子園は2015年から遠ざかっている。夏に向けては「新チームから夏に甲子園に出ることを目指してきた。ここで勝てたのは力がついてきたということ」と力を込めた。

　青柳博文監督（51）は「正直、優勝できるとは…。オレなんかが（日本一優勝監督に）なっちゃっていいのかなって。選手たちに感謝です」とおどけた。チームは午前中に帰路に着いた。