「もう一度打球音を聴き直したい。大谷翔平のバットから放たれるとボールが別の物体に…」弾丸二塁打に解説者もあきれる
2024年4月10日 12時13分
◇9日(日本時間10日)MLB ツインズ3―6ドジャース(ミネアポリス)
ドジャースの大谷翔平選手(29)は「2番・DH」でフル出場。第2打席で右翼へ二塁打を放つなど5打数1安打、2三振だった。松井秀喜(元ヤンキース)に並ぶメジャー日本選手最多の通算175号はお預け。6試合連続安打としたが、メジャー自己最長の5試合連続マルチ安打はストップした。
ドジャースはシリーズ3連戦を連勝スタートし、10勝(4敗)リーグ一番乗り。
ドジャースはシリーズ3連戦を連勝スタートし、10勝(4敗)リーグ一番乗り。
3回2死。大谷が相手先発・右腕バーランドの内寄り低め144キロカットボールを引っ張ったゴロは一、二塁間を抜けた。右翼手も深く守っていたのに、初速183キロの火を吹くような打球はあっという間に右翼フェンスに到達。悠々の二塁打となり、またも常識外のパワーを見せつけた。
試合中継局スポーツネットLAのジョー・デービス実況は「日曜日(6日)に雨天中断があって以降、大谷の6安打は全て長打です」と指摘。通算204勝、59イニング連続無失点のメジャー記録を保持する『ミスター・ゼロ』ことオーレル・ハーシュハイザー解説者は「ボールが焼け焦げる当たりだった。ちょっと、もう一度リプレーで打球音を聴き直したいな。彼のバットから放たれると、ボールが別の物体になってしまう」とあきれた。
ジェリー・ヘアストンJr.解説者は「ボールがひっぱたかれて『ギャア』って叫ぶような打球だった。一塁手の左を抜けていった打球だぞ。それが(球足が速い)人工芝じゃなくて天然芝なのに、フェンスまで届く二塁打になるなんて…。初速114マイルのロケット弾だった」と感嘆した。(写真はAP)
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