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【FC東京】安斎颯馬、退場処分の東京ダービーの借りはルヴァン杯で返す「反省を生かしつつ戦いたい」

2024年4月16日 18時07分

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 J1・FC東京は16日、小平グラウンドで17日のルヴァン杯初戦・J3YS横浜戦(ニッパツ)に向けて最終調整を行った。先発出場が濃厚なFW安斎颯馬(21)は、”東京ダービー”だった13日のJ1第8節・東京V戦で2枚の警告で退場となった。「借りはピッチでしか返せない」と意気込んだ。

東京V戦での退場の挽回を期すFW安斎

 味わった悔しさと、チームメートへの感謝の思いをピッチで体現する。安斎は16年ぶりにJ1で復活した東京ダービーで2度の警告を受け、前半43分にピッチを去った。失意の思いをこう口にする。
 「自分もアカデミー出身であの一戦の重要性も、サポーターの熱量も理解していた。その上でPKを与えて退場になって試合を壊してしまった。いろんな人の期待を裏切ってしまった。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだった」
 その後、チームは2点のビハインドを追いつき、「同点に追いついてくれたときは本当に感謝の気持ちが強かった」と言う。
 次節の町田戦は出場停止となったが、ルヴァン杯には出場が可能。安斎は「すぐに借りを返すチャンスがあることはありがたい。思いも強くあるので、前回の反省を生かしつつピッチで戦いたい」と、この一戦で失地回復を目指す。
 今季から大会方式が変わり、J3までの全60クラブが参加の一発勝負となったルヴァン杯。大番狂わせ阻止と同時に、安斎は「目に見える結果が一番伝わりやすい。まずはチームの勝利ですけど、得点やアシストでチームに返していきたい。ここで勝って、次の町田戦に勝てば上位も見えてくる。勝って週末の試合につなげていきたい」と力を込めた。

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