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乗っ込みマダイ80センチ 三重・賢島沖

2024年4月17日 05時05分

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筆者にヒットした80センチの乗っ込みマダイ

筆者にヒットした80センチの乗っ込みマダイ

  • 筆者にヒットした80センチの乗っ込みマダイ
  • 当日の3人の釣果

 乗っ込みマダイ狙いで2日、三重県志摩市の賢島沖に仲間と仕立船で出た。釣果は3人でマダイ28~80センチ10匹、うち63センチ以上の大物4匹、抱卵マアジ23~40センチ23匹、イサキ33センチ前後3匹、ゴマサバ35~40センチ5匹だった。私は久々に見るマダイ80センチの大きさと美しさに心舞い上がった。
 午前5時半、神明漁港に「武蔵丸」の溝口船頭がやって来た。6時、左舷ミヨシに川口仁志さん(65)、トモに岩永憲一さん(71)、右舷トモに私が座って出船。7時過ぎ、水深75メートルポイントにアンカーが入った。テンビン2本針に刺し餌、まき餌ともオキアミ。指示棚は55メートルだ。
 8時、船頭が「前日より水温が下がってサバもいないから小アジポイントに変わろう」と水深70メートルへ。この決断が吉と出た。1投目から川口さんに当日最長寸のマアジ40センチが船頭の玉網に収まると、私はイサキダブル。続いて川口さんがマアジとサバのダブルだ。
 出遅れていた岩永さんの竿が曲がった時、私にもアタリ。岩永さんのサバを船頭が玉網入れすると、私の針も口に掛かっていた。「0・5匹じゃん」と、岩永さんが笑いを誘う。
 8時40分、私の竿先が海中へ。緩めのドラグで道糸が出ていく。仕掛けを手繰ると白い魚体が後方に浮上。船頭が構える玉網に婚姻色のマダイ76センチを導いた。9時過ぎ、大ドモから出していた完全ふかせの置き竿で42センチもゲットした。
 9時半、私の竿先がグイグイ引き込まれると同時に道糸が出ていった。「さっきより大きいよ」と私。手応え通り、80センチのきれいなマダイが姿を現した。10時、風が南西に変わってアンカーが入れ直された。川口さんが棚60メートルでマアジを連発すると、岩永さんには婚姻色のマダイ63センチ。11時になると無風となって再びアンカーを打ち直す。
 11時50分、私が完全ふかせの納竿準備をしながら置き竿を横目で見ていると「おかしな動き」と思った瞬間「来てるよ」と船頭。最後はマダイ71センチで乗っ込みシーズンを満喫した。仕立料金3人まで3万円、餌、氷別。(問)武蔵丸=(電)090(7025)6338
 (名古屋市名東区・川上始)

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