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「今永昇太はいま球界で最も圧倒的な投手だ」 メジャーデビュー無傷の3連勝、米メディア日増しに高まる評価

2024年4月21日 13時41分

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◇20日(日本時間21日)MLB カブス5―3マーリンズ(シカゴ)
 カブスの今永昇太投手(30)は、地元でマーリンズとのダブルヘッダー第2試合に先発。メジャー4試合目の先発で4回に初めて自責点がついたが、6イニングを5安打3失点(自責2)の好投で無傷の3連勝とした。投球内容は92球で5奪三振、無四球。

マーリンズ戦に先発、3勝目を挙げたカブス・今永(AP)

 これまで通り落ち着いた投球だった。半分以上の50球を数えた150キロ前後の直球は、意識的にきっちり高め中心へコントロール。そこに27球を投じたスプリットを低めに集め、さらにスイーパーとカーブを交えてマーリンズ打線を翻弄(ほんろう)した。
 地元メディアのCHGOスポーツは「今永昇太はこれでメジャーデビューから4試合計21イニング3分の1で自責2、21奪三振、2四球、防御率0・84。いま球界で最も圧倒的な投手だ」と称賛。大リーグ公式X(旧ツイッター)も「今永昇太は素晴らしい登板の連続でメジャーでのキャリアをスタートした」と、ため息の絵文字を添えて投稿した。
 また、カブスの公式Xによれば「今永昇太のデビューから18イニング3分の1を自責0」は、1901年以降の近代メジャーでカブス投手としては歴代3番目の最長記録となった。(写真はAP)

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