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10人の横浜Mが決勝進出 前半で3点先制も上島が退場…GKポープが5人目を止めPK戦制す【サッカーACL】

2024年4月24日 22時46分

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◇24日 ACL準決勝第2戦 横浜M3―3(PK5―4)韓国・蔚山(日産スタジアム)
 10人の横浜Mが死闘を制した。前半の終盤から1人少ない状況で耐えに耐えて持ち込んだPK戦。蔚山5人目のキックをGKポープが止めた。

PK戦で蔚山5人目のキックを止める横浜M・GKポープ

 まるでジェットコースターのようなめまぐるしさだった。横浜Mは前半30分までに3点を挙げ、2戦合計で3―1と逆転した。しかし、同35分に反撃の1点を許し、風向きが変わった。同39分にPKを献上。反則を取られた上島を退場処分で失った上に、PKを決められ、2戦合計で同点。しかも、残り時間を10人で戦うハンディ戦を強いられたが、GKポープの好守などで耐えた。
 3点を奪うまでの横浜Mは完璧だった。まずは前半13分に植中がこの試合の先制ゴール。相手がもたついたボールをゴール前でさらい、右足で蹴り込んだ。
 「自分たちのサッカーが通用することが第1戦でわかった」と植中は試合前日の会見で話していたが、の言葉を裏づける活躍を見せた。アンデルソンロペスの左足弾で2―0とした後の同30分に鮮やかな一発。自らゴール前に持ち込み、右足で突き刺した。
 ところが、そこから大きな試練が待っていた。必死に耐えて、最後は守護神が勝利をたぐり寄せた。殊勲のポープは「まだマリノスが取っていないタイトル。自分の力を発揮できるようにここからまたいい準備をしたい」。日本勢2連覇の期待も背負って、決勝へ向かう。

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