F1の技術が盛り込まれた「ネットゥーノ」エンジンを積むマセラティMC20が「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」に登場

■カーボンファイバーモノコックに630PSの3.0L V6エンジンを搭載

ステランティス傘下のマセラティは、現在、フラッグシップである「クアトロポルテ」、スポーツセダンの「ギブリ」、SUVの「レヴァンテ」というラインナップになっています。

ギブリとレヴァンテには、「トライデント」を戴く同ブランド初のEVであるハイブリッドも用意されています。パワートレーンは、V6とV8ガソリンエンジン、4気筒のハイブリッドを搭載し、後輪駆動と4輪駆動を備える充実したラインアップとなっています。

マセラティMC20
スーパースポーツカーが売れるカリフォルニアで披露されたMC20

そして、最高級モデルであり、スーパースポーツカーの「MC20」には、自社製の「ネットゥーノ」3.0L V6エンジンが搭載され、標準生産車のパワーユニットで初めてF1由来の最先端技術が投入されています。

現在、マセラティは3つの工場で生産していて、ギブリとクアトロポルテは、トリノの「アヴォカート ジョバンニ アニエリ」工場で、レヴァンテは、同じくトリノにある「ミラフィオーリ」工場で、MC20は、「ヴィアーレ チロメノッティ」工場で生産されています。

マセラティMC20
マセラティ初のカーボンファイバーモノコックに、同じく初のガルウイングを採用

そのマセラティMC20が北カリフォルニアで開催された「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」で披露されました。MC20は、同ブランドの新時代を象徴するミッドエンジンの2シータースポーツカー。最高出力630ps、最大トルク730Nmにより、325km/hの最高速度を誇るMC20は、マセラティ初のカーボンファイバーモノコックが採用され、1.5t以下の軽量化を実現。

パワフルな同エンジンは、0-100km/h加速を2.88秒でクリアします。なお、車名のMCはイタリア語で「レース」を意味する「マセラティ・コルセ」の略から命名されています。

マセラティMC20
MC20のサイドビュー

また、MC20は、20年以上ぶりにマセラティが自社でパワーユニットを生産することを復活しています。

日本での価格は2650万円〜とアナウンスされています。ボディサイズは、全長4669×全幅2178×全高1224mm。タイヤサイズはフロントが245/35R20、リヤが305/30R20となっています(欧州仕様)。

塚田 勝弘

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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