ヤマハ発動機と静岡銀行が、地域の人材交流の活性化を目指した連携協定書を提携

■地域経済の活性化、地方創生の実現を目指す

ヤマハ発動機と静岡銀行は、2021年9月8日に地域企業の課題解決に資する人材交流の活性化を目指した「連携協定書」を締結したと発表しました。

今回の連携協定は、静岡銀行が実務経験豊富な即戦力人材を求める全国の地域企業をヤマハに紹介し、人材マッチングをサポートするものになっています。

コロナ禍でテレワーク、リモートワークなどが進み、地方への移住も注目されています。一方で、都市部への人材集中、流入という大きな流れが一変するほどのインパクトはなさそう。地域によっては人材の確保が難しいという、日本の構造的な問題を抱えています。

ヤマハ発動機 静岡銀行
ヤマハ発動機と静岡銀行が人材交流の活性化を目指した「連携協定書」を締結した

ヤマハと静岡銀行の両社は、この取り組みを通じて、地域経済の活性化、地方創生の実現を目指すとしています。ヤマハ発動機では、働き方改革やダイバーシティを推進するなかで、セカンドキャリア支援の拡充を図るなど、従業員がこれまで培ったスキルや知見、経験を生かした働き方を選択できる環境整備を推進。その一環として、今回の連携協定を活用した出向、転籍制度が8月に導入されています。

一方の静岡銀行は、第14次中期経営計画「COLORs~多彩~」で掲げるビジョン「地域のお客さまの夢の実現に寄り添う課題解決型企業グループへの変革」の実現を目指しています。

主に静岡県内の顧客に関する経営課題に対して、人材紹介業を含めたさまざまなソリューションの提供に取り組んでいて、今回の提携もその一環となっています。

塚田 勝弘

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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