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J・K・ローリング、離婚を拒んだ元夫に『ハリポタ』原稿を人質に取られたと語る

セレブ&ゴシップ

J・K・ローリング、元夫に『ハリポタ』原稿を人質に取られたと語る
J・K・ローリング、元夫に『ハリポタ』原稿を人質に取られたと語る(C)AFLO

 『ハリー・ポッター』シリーズの原作者J・K・ローリング。これまでも、元夫からDVを受けたことを公表しているが、離婚を拒む彼に、『ハリーポッター』の原稿を人質に取られたと明かした。

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 現地時間2月21日、彼女の新しいポッドキャスト『Witch Trials of J.K. Rowling(原題)』が公開された。Peopleによると、J・K・ローリングはこのエピソードで、1992年から1995年まで婚姻関係にあった最初の夫ジョルジェ・アランテスとの悪しき関係を振り返り、彼女が心のバランスを崩していたことを語った。

 「当時の状況はとても悪いものでした。ですが、実際にそれを乗り越えるまで、何を選べばよかったのか分からないのです」「私は完全に去る前に2度逃げましたが、2度とも戻ってしまいました」。

 ジョルジェとの結婚生活はとても暴力的でコントロールされたものだったといい、彼女が帰宅する度にジョルジェは彼女のバッグの中身を確認したという。そんな状況下でも、彼女は筆を進め、着々と『ハリー・ポッター』を書き溜めていたと語る。

 「彼はその原稿がわたしにとって重要だと気が付いていました。ある時、原稿を取り上げ隠したのです。人質でした」。この時すでに彼との結婚生活に限界を感じていたローリングは、原稿を数ページずつ気付かれないよう仕事先に持って行き、コピーを取って隠しておいたそうだ。

 「スタッフルームの戸棚に隠したコピーは少しづつ増え、どんどんそのかさが増しました。もし全て持ち出すことができなければ、彼はきっと、燃やすか取り上げて人質にするかしてしまうと疑っていたからです」と述べている。

 彼女の処女作『ハリー・ポッターと賢者の石』は、その後1997年に出版され、シリーズは世界中で社会現象を巻き起こすほどの大ヒットを記録。ローリングの生活が一変したことは想像に難くないが、この時の原稿は今でも彼女にとってとても意味のあるものだと語っている。

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