ストアオブザイヤー2024、11~20位を一挙公開!話題の店舗が続々!

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 (株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア)
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店舗部門 11位
マミープラス西堀店

マミープラス西堀店外観

店舗概要

改装日 2023年9月30日
所在地 埼玉県さいたま市桜区西堀7-9-1
アクセス JR埼京線「中浦和」駅から徒歩約16分
営業時間 9:00~22:00

受賞理由

  • 競争力の高いDS型フォーマットの創造に成功している
  • 「生鮮市場TOP!」に加えて「マミープラス」を開発すること出店機会を広げている
  • 価格が魅力
  • 店内が広くて清潔

商品バラエティ豊富なDS型フォーマット

 11 位は、マミーマート(埼玉県/岩崎裕文社長)の「マミープラス西堀店」だ。

 同社は今後の成長戦略として「生鮮市場TOP」「マミープラス」の2つのDS型の新フォーマットを開発。既存店からの転換を進めている。広域商圏・生鮮強化型の「生鮮市場TOP」に対して「マミープラス」は中小圏・バランス型と位置づける。

 西堀店は「マミープラス」としては4店目かつ23年開業の店では最新店となる。マミープラスの特徴である、商品バラエティの豊富さと低価格を訴求しつつ、青果を豊富に揃えるなどの特徴を出した。「生鮮市場TOP」に加えて競争力の高いDS型フォーマットの創造に成功している点が評価されている。

店舗部門 12位
成城石井成城店

成城石井成城店外観

店舗概要

改装日 2023年11月14日
所在地 東京都世田谷区成城6-11-4
アクセス 小田急線「成城学園前」駅から徒歩1分
営業時間 9:00~23:00
売場面積 137.6坪

受賞理由

  • 100坪強の売場に商品があふれる魅力的なお店
  • 圧巻の商品力の高さ
  • 嗜好品、総菜、デザートはお買い得感が高い
  • 品揃えも増えて、これまで以上に特別な買物ができる

1号店を改装、路面店再強化の旗艦店

 12 位には成城石井(神奈川県/原昭彦社長)の1号店をリニューアルした「成城石井成城店」がランクインした。コロナ禍を経て、自宅近くでの買物や中食の需要が増えている。そこであらためて路面店を強化する方針のもと、成城石井1号店の成城店を路面店の新しい旗艦店と位置づけ、品揃えや商品の製造体制を抜本的に見直した。改装前の売上高から2~3割増をねらう。

 旧店より約10坪増床し、食品売場では全体で約1 万SKUを扱う。なかでもデリカ売場では約110SKUの総菜や弁当を展開。一部商品には生鮮部門の素材を用いる。初の試みとして、前菜から主菜まで複数品目のメニューとワインのセットを配送する「コースデリバリー」も導入している。

店舗部門 13位
フードウェイ直方店

フードウェイ直方店外観

店舗概要

開店日 2023年7月11日
所在地 福岡県直方市下境836-1
アクセス JR筑豊本線「直方」駅よりクルマで約10分
営業時間 9:30~21:00(土日のみ9:00~)
売場面積 587坪
年商目標 約15億円

受賞理由

  • 広い精肉部門の対面コーナーは圧巻
  • 生ソーセージや生ギョーザを加工する様子を見せるユニークな工夫
  • 鮮魚部門の競争力が高まっている
  • 韓国コーナーはトレンドを取り入れた好事例

精肉の対面売場は圧巻、売上構成比65%の生鮮強化店

 13 位はフードウェイHD(福岡県/後藤圭介社長)が23年7月にオープンした「フードウェイ直方店」だ。取り扱いSKU数は約1万2000と幅広く、生鮮食品やこだわり商品の専門性をより高めた売場づくりを行っている。

 生鮮4部門の売上高構成比は約65%に及ぶ。精肉専門店事業を出身母体とする強みを生かし、精肉部門を集客部門と位置づけ、同店では広い対面コーナーを設置。目の前で生ソーセージや生ギョーザを加工する様子を見せて、鮮度感やワクワク感を訴求する。

 鮮魚売場では専門店からの学びを生かし魚総菜の販売に注力。韓国の商品を集積したこだわりの「ソウル市場(いちば)」コーナーでは加工食品から化粧品まで約250SKUを揃えている。

店舗部門 14位
ツルヤローズタウン店

ツルヤローズタウン店外観

店舗概要

開店日 2023年6月21日
所在地 群馬県前橋市江木町1033-69
アクセス 上毛電気鉄道「江木」駅から徒歩約16分
営業時間 9:30~20:00

受賞理由

  • 群馬県でもすでにファンを獲得している店・商品づくり
  • PBの品揃えが豊富で買いたいものが常にある
  • オリジナル商品の商品力
  • 店内が明るく、商品を見つけやすい

独自性高いPBを強みに群馬県内4店目の出店

 14 位に入賞したのは、長野県を地盤に展開するツルヤ(長野県/掛川健三社長)の群馬県内4店舗目となる「ツルヤローズタウン店」だ。宅地開発が進むエリアに出店している。

 群馬県内のほかの3店舗と同じく、標準的なツルヤの売場づくりを実践。徹底した売場の標準化、シンプルで快適な買物環境の提供、価格と品揃えにメリハリをつけた生鮮売場、「ツルヤオリジナル」「ツルヤプレミアム」といった独自性の高いPBの売場各所での展開などが特徴となっている。同社ではあまり見られないMDとしては、鮮魚部門製造の寿司を導入している。

 投票時のコメントでは、商品力を武器に、群馬県でもすでに支持獲得に成功しているツルヤの競争力を評価する声が多く挙がった。

店舗部門 15位
ヨークベニマル仙台上杉店

ヨークベニマル仙台上杉店外観

店舗概要

開店日 2023年11月18日
所在地 宮城県仙台市青葉区上杉二丁目1-50
アクセス 仙台市交通局地下鉄南北線「北四番丁」駅から徒歩約6分
営業時間 9:30~22:00
店舗面積 2027㎡
年商目標 22億円

受賞理由

  • 他店では手に入らないオンリーワンの商品開発
  • 価格訴求の展開と季節MDの展開がすばらしい
  • 生鮮関係は高品質な食材が置かれており、東北ならではの品揃えもよい
  • 常に売場が綺麗。商品整理が行き届いている

仙台屈指の高級住宅街で生鮮、デリカに注力

 15 位は、ヨー

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記事執筆者

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

ダイヤモンド・チェーンストア編集部は、業界をリードする提案型編集方針を掲げ、小売業の未来を読者と共に創造します。私たちは単なるニュース伝達に留まらず、革新的なビジネスモデルやトレンドを積極的に取り上げ、業界全体に先駆けて解説することを使命としています。毎号、経営のトップランナーへの深掘りインタビューを通じて、その思考や戦略を読者に紹介します。新しくオープンする店舗やリニューアルされた店舗の最新情報を、速報性と詳細な分析で提供し、読者が他では得られない洞察を手に入れられるよう努めています。私たちの鋭い市場分析と、現場の細部にわたる観察を通じて、注目すべき店舗運営の秘訣を明らかにします。

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