ふと鏡や街中のウィンドウに映った自分の姿を見ると、猫背になっていて、「姿勢を正さないと!」と、思ったことはありませんか?それも、何度も。そうです。その瞬間は意識するけど、続かず猫背になってしまい、それが肩こりの原因にもなるのです。
今日は、そんな猫背や肩こりにお悩みのあなたに誰でも毎日簡単にできること、そう歩く時に抑えておきたい3つのポイントでお悩みを解消できるコツをお伝えいたします。歩き方で猫背・肩こりを解消しましょう!
おヘソの下からチャックをしめて!
今まで多くの方にウォーキングレッスンをさせていただきましたが、一番人気のワードが「チャックをおヘソの下から、頭の上までしめあげて!」です。チャックをしめるイメージをするだけで、自然と姿勢が良くなった気がしませんか?
ポイントは、おヘソの下からです。そうすることで、骨盤が傾きにくくなり、姿勢が改善されます。そして、頭の上までチャックをしめるようにすることで、胸元が引きあがり猫背を作りにくくしてくれます。
靴をはいたら、チャックをしめる!姿勢改善の習慣をつけていきましょう。
腕は振らない!
ウォーキング中は腕を振った方がいいのでは!?と思っていませんか?「腕を振って歩く」と思っていると、大抵の方が、腕を前に出しているだけになるのです。腕を前に出して歩くと、バランスが悪くなり、上半身だけが前へ前へと引っ張られて、姿勢が崩れやすくなります。なので腕は振るのではなく、後ろへ引くイメージしましょう。
腕をしっかり引くことで、上半身をまっすぐキープしやすくなります。日々の暮らしでは、デスクワークや家事など、腕を前に出すことが多く後ろに引く動作は少ないです。だから歩く時こそ、しっかりと腕を後ろに引くことで、姿勢改善につながります。
歩き方は、手の向きが大切
歩くときに意外と意識していないのが「手の向き」です。せっかく、腕を後ろに引いて歩いていても、手のひらを後ろに向けているともったいない!その場で手を体の横につけ、手のひらを後ろに向けてみてください。肩が内側に入り、猫背気味になりませんか?肩こりの原因にもなります。
逆に手のひらを前に向けてみてください。肩甲骨同士が引き寄せられ、胸元が引きあがりましたよね?手のひらの向きで、姿勢が変わるのです。歩くときに1番自然なのは、手のひらは前でも後ろでもなく、手のひらが自分の身体の方向、内側をむいてること。自分の手の向きに目を向けて歩いてみましょう!
いかがでしたか?これらの3つを毎日心がけて、猫背や肩こりなどの悩みをなくしていきましょう!姿勢や歩き方を改善するには、日々の継続が欠かせません。ぜひ今日から、歩くときは「チャックしめて」「腕を引いて」「手のひら内側」を意識してください。毎日の積み重ねで、姿勢を改善していきましょう!
執筆者
- 倉田 明奈 ウォーキング講師
【プロフィール】
Cs'ウォーキングスクール大阪本町校代表
「綺麗に歩きたい!」と思い、大学生の時にCsウォーキングスクールへ通う。航空会社での経験を経て、姿勢や歩き方を変えると疲れにくく健康的に、そして第一印象UPに…