衣類の洗濯からすすぎ、脱水までを自動で行ってくれる洗濯機は、各家庭に欠かせない家電の1つとして、不動の地位を築いています。特にコンパクトサイズの洗濯機は、ワンルームマンションでも設置しやすいモデルが数多くあります。
この記事では、1〜2人暮らしでの利用に最適な洗濯機を選ぶ上で注目したいポイントをチェックしつつ、それを踏まえたおすすめ機種を4つ紹介します。
多くの家電メーカーは、1人が1日に出す洗濯物の量は約1.5kgと基準を定めています。1人暮らしの場合、3〜4日間隔でまとめて洗濯するなら5〜6kg程度の洗濯槽を持つモデルがおすすめです。
シーツやふとんなど、大きめの洗濯物を洗うことがある場合は、少なくとも6kg以上の洗濯槽を持つモデルがおすすめです。
洗濯機には、大きく分けて「縦型」「ドラム式」の2種類があります。縦型洗濯機は、扉が上に開くため上方にスペースが必要ですが、狭い場所にも設置しやすいモデルが多くあります。高機能化が進んだものも多く、コスパに優れた物も多いため、価格重視の方にはおすすめです。
ドラム式洗濯機は、前面に扉が設けられており、背が低い方でも洗濯物の出し入れが簡単に行えるのが特徴です。縦型洗濯機に比べて大きいサイズのものが多いですが、モデルによっては温水を利用した洗濯もできるため、機能性を重視する方にはおすすめです。
アパートやマンションの場合だと廊下や玄関が狭く、搬入できないこともあります。洗濯機を購入する前には、事前に入口の幅や高さを測るのが大切です。
また、設置場所には防水パンという足場が用意されていることがあり、そのサイズに本体の脚が収まる必要があります。その他にも床面から蛇口までの高さや、壁面からの奥行に余裕があるか、購入前の確認が重要です。
ハイアールの「JW-C55D」は、コスパに優れた縦型の5.5kg洗濯機です。10分で仕上がる「お急ぎ」コースや、「しわケア」脱水で、アイロン時間と手間を短縮する機能を搭載しています。
サイズは、52.6(横幅)×50(奥行)×88.8(高さ)cmで、繊維の奥まで洗浄液が浸透する高濃度洗浄機能や「つけおき」モードなど、リーズナブルながら機能が豊富なため、コスパを重視する方にはおすすめです。楽天での販売価格は、2万円前後です。
アイリスオーヤマの「HD71」は、スタイリッシュなデザインで価格を抑えたドラム式の7.5kg洗濯機です。洗濯コースは、標準・すすぎ1回・お急ぎ・大物・念入り・羽毛・手洗い・部屋干し・温水・脱水のみ・すすぎ脱水・槽洗浄を選択できます。
サイズは、59.5(横幅)×67.2(奥行)×86(高さ)cmで、温水モードは60℃と40℃の温度が選べるため、ガンコな汚れも温水洗浄でしっかり落としてくれます。Amazonでの販売価格は、6万2800円です。
東芝の「AW-6GM1」は、少ない水で高濃度の洗剤液を作る、洗浄力の高い縦型の6kg洗濯機です。浸透パワフル洗浄・つけおき1時間コース・風乾燥・槽洗浄・槽乾燥コースが搭載されています。
サイズは、56.3(横幅)×58(奥行)×95.7(高さ)cmで、洗浄力もあり、音も静かなため、洗濯機置き場がバルコニーにある部屋に住んでいる方などにはおすすめです。Amazonでの販売価格は、3万8000円前後です。
シャープの「ES-GE6E」は、洗浄スピードが速く、節水効果の高い縦型の6kg洗濯機です。標準・おしゃれ着・時短・ガンコ汚れ・シワ抑え・毛布・風乾燥機能を搭載しています。
サイズは、56.5(横幅)×57(奥行)×89(高さ)cmで、シャープ独自形状の「パルセーター」や「高濃度洗浄」により、高い洗浄力を発揮してくれる1台です。Amazonでの販売価格は、3万9800円です。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.