夏が近づくにつれて日差しが強まっていきますね。日焼け対策にはいろいろな方法がありますが、「日傘」は直射日光から体を守ってくれます。
日傘にはUVカット率や遮光率など、いろいろな数値が記載されています。そのため、どのような基準で選んだらいいのか分からない人も多いかもしれません。そこで今回は、「日傘」のおすすめ商品や選び方のポイントを紹介します。機能性はもちろん、デザインにも注目してピックアップしたので、日傘選びの参考にしてみてください。
UVカット率は日本独自の規格であり、数値が高いほど紫外線を防ぐ効果が高いです。最近販売されてる日傘は、UVカット率99%以上のものが一般的となっています。
紫外線に関する数値はUPF(紫外線保護指数)で表されることもあります。UPFは世界基準の指標で、紫外線が日傘の生地を通過する分量を表しています。15以上で紫外線を防ぐ効果があり、50が最高値。50よりも紫外線を防ぐ力が強い場合は、「50+」と表示されます。UVカット率と合わせて、UPFの確認もするとより効果的な日傘を選べるでしょう。
日傘には可視光線を防ぐ遮光率の表記もあるので、こちらもチェックしましょう。遮光率が高いものほど日差しをカットして、より涼しく感じられます。
数値は傘のコーティングによって変わります。ポリウレタンのコーティングやラミネート加工された日傘は遮光率が高く、100%のものもあります。
日傘の色も遮光率に関係しています。裏地の色が黒だと遮光率も高くなるため、より涼しく感じます。日傘を選ぶ際は、遮光率の数値と裏地の色も確認しましょう。
雨の日でも使える、晴雨兼用タイプが便利です。日傘に撥水加工や防水加工がされており、多少の雨なら防ぐことができます。突然雨が降ってきても安心ですね。
デザインはおしゃれな柄ものや、フリルの付いたガーリーなものまでいろいろあります。最近では男性も使いやすいように、シンプルでダークな色合のもの増えているので、気になる人はチェックしてみてください。また雨傘と同じく、日傘も折りたたみタイプがあります。コンパクトに持ち運びたい人におすすめです。
マコッカの「makez. フリル」は、傘のふちにフリルが付いているかわいらしい日傘です。持ち手が竹でできているので高級感もあります。
UVカット率、遮光率は共に100%なので、紫外線と可視光線の両方をしっかり防いでくれます。撥水加工がされているため、晴雨兼用で使用可能。丸みを帯びた形とフリルがかわいいので、ガーリーなファッションとも良く合いそうです。全長約66cmのショートタイプで、開いた時の直径は約77cm。販売価格は4200円(税込、以下同)です。
小川の「Cynthia(シンシア)」は、全長84cm、広げた時の直径は105cmと大きめの日傘です。
UVカット率は99.99%、UPFも50+のため、紫外線をしっかりと防いでくれます。傘の生地もしっかりとコーティングしてあるので、遮光率も99%以上と高い数値。傘の面積が広いので、小柄の人だと足元まで覆うことができます。全身しっかりと日差しから守りたい人におすすめ。販売価格は3046円です。
ワールドパーティーの「遮光切り継ぎtiny」は、持ち運びに便利な折りたたみタイプです。
折りたたむと、約6(幅)×17(長さ)cmとコンパクトになるため、小さめなかばんにも収納しやすいサイズです。UVカット率、遮光率はともに100%。傘の裏面にポリウレタンコーティングを施しているため、遮熱効果も期待できます。コンパクトに持ち歩きたい人におすすめです。販売価格は2533円です。
小川の「LINEDROPS 折りたたみ傘」は、ワンタッチ式のため、片手で簡単に傘の開閉ができます。安全ストッパーも付いており、中棒の収納途中で手を離しても逆戻りしないので安心です。
UVカット率と遮光率は99%以上、UPFも50+のため、紫外線と日差しの両方をしっかりと防いでくれます。傘を広げた時の直径は約93?、折りたたんだ時の全長は約27.5cmです。カラーはオフホワイトとネイビーの2色展開。どちらも無地でシンプルな見た目のため、男性でも使いやすいのではないでしょうか。販売価格は2000円前後です。
マコッカの「makez. ドーム型」は、丸い形とレースのプリントがおしゃれな日傘。涼しげな白と水色のカラーが夏らしいですね。
傘のふちの部分にプリントされたレースがアクセントになり、大人かわいいデザインとなっています。表は白を基調としているため、いろいろな服装と合わせやすそうです。UVカット率と遮光率は共に100%なので、紫外線を防ぎ、涼しさも期待できそうです。傘の全長は約66cm、開いた時の直径は77cm。販売価格は4200円です。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.