独BMWは6月22日、「M3ツーリング」(M3 Touring)を正式発表しました。セダン/ステーションワゴン「3シリーズ」の超高性能グレードとなる「M3」のステーションワゴン版で、市販されるのはこれが初めて。11月から生産を開始する計画です。
ワゴンはセダン、クーペ、コンバーチブルに続く新しい「M」のボディータイプ。M3ツーリングはセダンの「M3」と同様に大型キドニーグリルが目立つフロント、4本出しエキゾーストテールパイプなどを備え、正統な「M」のワゴンであることを主張しています。
搭載するのはM3/M4コンペティション向けの3L直列6気筒「Mツインパワーターボ」ガソリンエンジン。最高510HP/最大650Nmを発揮し、0〜100km加速は3.6秒、0〜200km加速は12.9秒というスプリンターです。4WDシステム「xDrive」を組み合わせますが、DSCをオフにすると2WD(後輪駆動)モードでの走行が可能です。
ラゲッジルーム容量は標準の状態で500Lを確保し、リアシートを折りたためば1510Lに拡張できるなど、ワゴンらしい実用性も備えています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.