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1万円台まで 「オープンイヤー型イヤフォン」入門モデルおすすめ3選 「ながら聴き」に便利【2024年3月版】

» 2024年03月01日 17時30分 公開
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 ヘッドフォンやイヤフォンは音楽好きには欠かせないアイテム。モバイルにおいては、コードが絡む心配がない完全ワイヤレスイヤフォンが人気ですが、中でも最近では周囲の音を遮断せずに音楽を楽しめる「オープンイヤー」タイプのイヤフォンが注目を集めています。

SOUNDPEATS GoFree2 SOUNDPEATS GoFree2(出典:Amazon

 今回は周囲の音を聞き漏らさない「ながら聴き」に便利な、オープンイヤータイプのイヤフォンの中でも、入門用に適した比較的リーズナブルな価格帯のモデルを紹介します。

森坂光郎

森坂光郎

古の「ケータイ雑誌ライター」。フィーチャーフォン時代の終焉とともに、守備範囲をIT・ガジェット・パソコン・AV家電など広範囲に拡大。趣味はゲームとアニメ・仮面ライダー・アメコミ映画などの鑑賞。好きな音楽はクラシックロックとネオアコ。

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オープンイヤー型イヤフォンのメリット

 ヘッドフォンやイヤフォンの高品質化が進み、スマートフォンで迫力あるサウンドを手軽に楽しめる現在。中でも完全ワイヤレスイヤフォンはバッグの中でコードが絡まったり、すれ違いざまに人の荷物などに引っ掛かる心配もなく、モバイルでの音楽鑑賞には欠かせないアイテムとなっています。

Anker Soundcore AeroFit Anker Soundcore AeroFit(出典:Amazon

 また、密閉度が高く、音楽に集中できるヘッドフォン/イヤフォンは周囲の音が聞こえにくくなり、歩行中などには危険なことから、外音取り込みの機能を備えたモデルも増えています。今回紹介するオープンイヤー型のイヤフォンは、周囲の音が聞こえる開放型のイヤフォンで、外音を取り込む機能がなくとも、ダイレクトに周囲の音を聞きながらお気に入りの音楽を楽しむことができます。

 音楽に没頭したい場合には、一般的な完全ワイヤレスイヤフォンや密閉型のヘッドフォンなどがおすすめですが、周囲とのコミュニケーションをとりながら、あるいは安全確保が必要な歩行中などの「ながら聴き」に使うなら、オープンイヤータイプのイヤフォンがおすすめです。

 オープンイヤータイプのイヤフォンには大きく分けて「骨伝導方式」と「空気伝導方式」がありますが、今回は「空気伝導方式」のモデルを紹介します。

独自技術で迫力の低音を実現

 「GoFree 2」は、中国・深セン生まれのイヤフォンメーカーSOUNDPEATSのオープンイヤー型モデル。耳掛け構造で歩いてもズレにくく、周囲の音も聞こえるので屋外でも安心して音楽を楽しめます。

SOUNDPEATS GoFree2 SOUNDPEATS GoFree2(出典:Amazon

 ドライバーには大口径16.2mm径振動板を採用し、低音域の量感をアップ。また、独自の音響構造技術「ラムダ型音響空間(Lambda-shaped acoustic cavity)2.0」により、音の広がりと奥行きを感じさせる自然なサウンドを実現します。高音質コーデック「LDAC」に対応し、LDACに対応する再生機器と組み合わせれば、最大96kHz/24bitのハイレゾ相当のサウンドも楽しめます。

 左右各2基、計4基のマイクで集音でき、環境ノイズを低減するENCノイズキャンセリングに対応。高品質な音声通話も可能です。イヤフォンを右側だけ、あるいは左側だけで使える片耳モードにも対応し、音声通話やテレビ会議、テレワークにも利用できます。Amazonでの価格は8280円(税込、以下同)となっています。

Anker初のオープンイヤータイプ

 「Soundcore AeroFit」は充電器やモバイルバッテリーでおなじみのAnker初のオープンイヤー型ワイヤレスイヤフォンです。一般的なカナル型イヤフォンのような蒸れやイヤーチップの圧迫による物理的な耳への負担を軽減。会話や家事、運動をする際も「ながら聴き」を楽しむことができます。

Anker Soundcore AeroFit Anker Soundcore AeroFit(出典:Amazon

 耳にかけるフック部分は、しなやかで弾力性のある表面素材と柔軟ながら強度の高いチタン合金ワイヤーを内部に使用。長時間装着する際の耳への負担を軽減します。音質面では、チタンコーティング振動板を搭載したドライバーの採用と、音に指向性を持たせることで、周囲への音漏れを抑えながら歪みの少ないクリアな音質を実現します。

 2台の機器に同時に接続可能なマルチポイント接続や、周囲のノイズを効果的に除去してクリアな音声を相手に届けるAI通話ノイズリダクション機能も搭載。販売価格は1万6990円となっています。

独特なイヤカフ型のデザインがクール

 「ambie sound earcuffs」は、ソニーからスピンアウトしたジョイントベンチャーであるambieのオープンイヤー型イヤフォン。アクセサリー感覚で楽しめるイヤカフ型のデザインを採用しており、個性を重視したいユーザーにおすすめです。

ambie sound earcuffs AM-TW01 ambie sound earcuffs AM-TW01(出典:Amazon

 ソニーの音響技術を活かした高感度のドライバーユニットを採用しており、高い音響性能を実現。クアルコム性のBluetoothチップ「QCC3040」の搭載により、環境に左右されない安定した接続で音楽を楽しめます。

 IPX5対応の防水性能を備えているので、浴室などでの使用もOK。マイクを搭載しており、通話にも使用可能。風切り音や環境音のノイズを低減する「CVC8.0」に対応しているのでクリアな音声で通話できます。また、15色ものカラーバリエーションが用意されているので、好みにぴったりのカラーが選べます。メーカー公式サイトでの価格は1万6000円となっています。

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