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新興市場見通し:マザーズ需給調整続くか、決算シーズン入りにRettyなどIPOも

2020/10/24 17:31 FISCO
*17:31JST 新興市場見通し:マザーズ需給調整続くか、決算シーズン入りにRettyなどIPOも 今週の新興市場では、懸念していたとおりマザーズ指数が大きく値を崩した。前の週に2018年1月高値(1367.86pt)を上回る場面があり、短期的な達成感や高値警戒感が台頭。このところの荒い値動きで株価トレンドや株式需給の崩れた銘柄が多かったこと、一部のバイオ関連株の急落で信用評価損益が悪化したこともあり、週後半に入ると個人投資家の手仕舞い売りが急速に広がった。マザーズ指数は10月23日、1200ptを割り込む場面もあったが、その後買い戻しが入りやや下げ渋った。なお、週間の騰落率は、日経平均が+0.5%であったのに対して、マザーズ指数は-4.9%、日経ジャスダック平均は+0.1%だった。 個別では、メルカリ<4385>が週間で10.9%安、フリー<4478>が同12.7%安とマザーズ時価総額上位は軒並み軟調。売買代金上位ではBASE<4477>やHENNGE<4475>が売りに押された。また、週間の売買代金、下落率ともにジーエヌアイグループ<2160>がマザーズトップ。新薬開発の今後の見通しが嫌気された。トヨクモ<4058>やアクシス<4012>といった直近IPO銘柄の一角も下げがきつかった。一方、前の週に業績上方修正を発表したラクス<3923>は同0.5%高。同様に決算への評価が高かったマネーフォワード<3994>は同13.2%高、Sansan<4443>は同7.2%高となった。また、メディカルネット<3645>やサイバーダイン<7779>が上昇率上位に顔を出した。ジャスダック主力では出前館<2484>がこれまでの上昇の反動で同11.0%安。ワークマン<7564>は同0.4%安、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>は変わらずとなった。売買代金上位ではリバーエレテック<6666>などが買われ、今村証券<7175>が週間のジャスダック上昇率トップ。一方、テーオーHD<9812>などが下落率上位に顔を出した。IPOでは、アースインフィニティ<7692>が上場2日目に公開価格の約5.3倍となる初値を付けた。 来週の新興市場では、マザーズ指数の調整局面が続くことも想定しておきたい。日足チャートを見ると、今週末の10月23日は長めの下ひげを付ける格好となっているが、底打ちとみるのは時期尚早だろう。16日時点の信用評価損益率は12.42%で、含み損の拡大は始まったばかり。これまでの株高に伴ってマザーズ市場全体の信用買い残は大きく膨らんでおり、足元の下落に買い向かう投資家も多く見られることから、需給調整はやや長引きそうだ。 来週は、10月26日にアンジェス<4563>、弁護士ドットコム<6027>、27日にマクアケ<4479>、29日にドリコム<3793>、セプテーニ・HD<4293>、Jストリーム<4308>、30日にセリア<2782>、ロードスターキャピタル<3482>、すららネット<3998>、メルカリ、東映アニメーション<4816>などが決算発表を予定している。決算発表シーズン序盤ながら人気銘柄も散見され、ムード一変につながるか注視したい。 IPO関連では、10月27日にカラダノート<4014>、28日にプレミアアンチエイジング<4934>とさくらさくプラス<7097>、30日にRetty<7356>がいずれもマザーズへ新規上場する。子育て支援アプリ等を手掛けるカラダノートは軽量感もあって初値を飛ばしそうだ。グルメサイトで知られるRettyは公開規模がやや大きいものの、注目度も相応に高いようだ。なお、今週はMITHD<4016>(11月25日、ジャスダック)など4社の新規上場が発表されている。 《HK》
関連銘柄 33件
2160 東証グロース
2,584
4/18 15:00
+50(%)
時価総額 122,709百万円
創薬ベンチャー。中国を拠点に、新薬探索や臨床開発から製造、販売まで一貫して行う。ライセンス供与等も。医薬品事業は伸長。主力医薬品「アイスーリュイ」の売上収益が過去最高。23.12期通期は大幅増収増益。 記:2024/03/05
2484 東証スタンダード
325
4/18 15:00
+15(%)
時価総額 42,820百万円
フードデリバリー専門サイトを運営。配達代行サービスに強み。アクティブユーザー数は618万人。スポーツチームなどとの連携強化を図る。売上原価の適正化は順調に進む。販管費は減少。24.8期1Qは損益改善。 記:2024/02/03
2782 東証スタンダード
2,842
4/18 15:00
+15(%)
時価総額 215,537百万円
100円ショップ業界2位。主力は日本製グッズ。独自の企画商品や流通システムに強み。女性視点の品揃えにも定評。1998店舗展開。直営店61店舗を新規出店。24.3期2Qは増収。収益面は販管費の増加等が重し。 記:2024/01/16
3482 東証プライム
3,060
4/18 15:00
+50(%)
時価総額 65,619百万円
不動産投資サービス会社。不動産への投資や賃貸運用に加え、クラウドファンディング、アセットマネジメントを行う。10物件の売却で不動産投資事業は大幅増収。不動産賃貸事業も増収。23.12期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/02
3645 東証グロース
378
4/18 15:00
-5(%)
時価総額 4,072百万円
保険外歯科医療情報サイトを運営。歯科向けのSEO対策やHP製作も。タイでは歯科医院や歯科商社を経営。歯科系新メディアをリリース。メディア・プラットフォーム事業は堅調。24.5期2Q累計は2桁増収。 記:2024/03/04
3793 東証グロース
1,020
4/18 15:00
+13(%)
時価総額 29,713百万円
ソーシャルアプリケーションプロバイダー。PC・モバイルなどのゲーム事業、広告・メディア事業がコアビジネス。24.3期3Qはメディア事業が増収。DREノベルス、DREコミックスの刊行開始などが寄与。 記:2024/03/31
3923 東証プライム
1,626
4/18 15:00
+32.5(%)
時価総額 294,657百万円
経費精算クラウド「楽楽清算」や明細発行のソフトウェアを手掛けるBtoB・SaaS企業。中堅中小企業向けのバックオフィス業務効率化クラウドを展開。IT人材派遣も事業領域。業容好調で3Q累計は増収・利益急伸。 記:2024/03/28
3994 東証プライム
5,215
4/18 15:00
-4(%)
時価総額 280,473百万円
法人向け経理・人事労務クラウドが柱。個人向け資産管理アプリ、SaaSマーケティング支援等も。法人顧客獲得は順調。法人向けストック売上は好調。23.11期通期は2桁増収。24.11期も2桁増収見通し。 記:2024/02/02
3998 東証グロース
407
4/18 15:00
+3(%)
時価総額 2,725百万円
教育サービス会社。小学校から高校のICT教材やクラウド型ドリルを開発、販売。学習塾の経営や独立開業等の支援も。専門学校等で顧客増。23.12期通期はすららネットの導入校数が増加。24.12期は増収計画。 記:2024/02/10
4012 東証スタンダード
1,480
4/18 15:00
+42(%)
時価総額 6,096百万円
システム開発会社。金融や流通、官公庁向けのシステムインテグレーションや業務支援、セキュリティサービス、クラウドサービスを展開。銀行や社会インフラ向けに実績。官公庁や航空系の受注増で23.12期は増収増益。 記:2024/02/09
4014 東証グロース
504
4/18 15:00
+8(%)
時価総額 3,179百万円
妊娠育児ママ向けアプリ提供や、妊娠育児世帯向けサービス提供企業へのプロモーション支援を展開。陣痛間隔計測アプリや予防接種管理ツールなどに定評。ストック型ビジネスの契約者数を積上げ、1Qは営業黒字転換。 記:2024/01/28
4058 東証グロース
1,482
4/18 15:00
+46(%)
時価総額 15,060百万円
クラウド型の安否確認サービスを開発・販売。大株主サイボウズの業務改善クラウド「キントーン」と連携するアプリも。解約率は0.68%と低位安定。23.12期通期は2桁増収増益。24.12期は増収増益計画。 記:2024/02/13
4293 東証スタンダード
440
4/18 15:00
+3(%)
時価総額 92,875百万円
大手インターネット広告代理店。デジタル広告の販売と運用、マーケティング支援等が主力。就職・採用プラットフォーム事業等も。デジタルマーケティング事業は既存案件が拡大。23.12期通期純利益は会社計画超過。 記:2024/03/04
4308 東証グロース
369
4/18 15:00
+3(%)
時価総額 10,353百万円
企業向け動画配信プラットフォームを提供。大規模コンテンツの安定配信技術に強み。トランスコスモス傘下。EVC領域(医薬)は足踏み。24.3期3QはOTT領域が増収。専門チャンネルの運用・保守業務等が順調。 記:2024/02/04
4385 東証プライム
1,745.5
4/18 15:00
+5(%)
時価総額 280,800百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4443 東証プライム
1,401
4/18 15:00
+21(%)
時価総額 175,153百万円
柱の法人向け名刺管理サービスは営業DXサービスに進化中。インボイス管理サービスなども。24.5期上期はインボイス管理の有料契約件数が倍増。営業DXの契約件数や名刺アプリの利用者数も順調に増えて収益急改善。 記:2024/02/06
4475 東証グロース
1,052
4/18 15:00
+6(%)
時価総額 34,187百万円
クラウドセキュリティ「HENGE One」が柱。メール配信ソフトも。24.9期1Qはクラウドセキュリティの契約企業数、契約利用者数が順調増。解約率は低水準維持し、利用料収入の拡大続く。通期最高業績を計画。 記:2024/02/15
4477 東証グロース
273
4/18 15:00
+2(%)
時価総額 30,573百万円
低コスト・専門知識不要でネットショップの作成・運営ができるプラットフォーム「BASE」を運営。決済サービスも。PAY.JP事業は売上伸長。利用ショップ数、利用金額は増加続く。23.12期通期は2桁増収。 記:2024/02/25
4478 東証グロース
2,724
4/18 15:00
-36(%)
時価総額 154,933百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフトを提供。販売管理ソフトや電子契約サービスも。オンラインマーケティング中心に広告投資実施。有料課金ユーザー企業数は45万8196件と増加。24.6期1Qは2桁増収。 記:2024/01/27
4479 東証グロース
701
4/18 15:00
+16(%)
時価総額 8,811百万円
応援購入型クラウドファンディングサイトを運営。ユーザーデータを用いた大企業向け新商品開発コンサルティングも展開。応援購入総額は増加。プロジェクト単価は引き続き上昇。24.9期1Qは2桁増収、損益改善。 記:2024/02/10
4563 東証グロース
51
4/18 15:00
±0(%)
時価総額 9,110百万円
大阪大医学部発のバイオベンチャー。遺伝子医薬やDNAワクチンのバイオ医薬品を開発。受託数の順調増で手数料収入は伸長。研究開発費は減少。23.12期通期は損益改善。24.12期は大幅増収、損益改善計画。 記:2024/03/05
4816 東証スタンダード
2,666
4/18 15:00
-53(%)
時価総額 559,860百万円
東映系アニメ制作会社。プリキュアやドラゴンボールなどの映像制作やキャラクター版権ビジネスを展開。映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」等は好調。その他事業は売上増。24.3期3Qは増収。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/10
756
4/18 15:00
+14(%)
時価総額 6,593百万円
ファブレス化粧品メーカー。基礎化粧品を開発販売。クレンジング市場でトップシェア。「DUO」と「CANADEL」の2ブランドを手掛け、「ザクレンジングバーム」で成長。アンチエイジング事業停滞し中間期は一服。 記:2024/03/29
6027 東証グロース
2,996
4/18 15:00
+62(%)
時価総額 66,745百万円
国内最大級の「弁護士ドットコム」を運営し、法律トラブルの解決支援を行う。電子契約の「クラウドサイン」等も。クラウドサインは売上好調。大企業、地方自治体中心に導入進む。24.3期3Q累計は業績堅調。 記:2024/03/04
3,850
4/18 15:00
+40(%)
時価総額 370,813百万円
小型精密制御減速装置大手。減速機の位置決め精度が最も高い波動歯車装置で世界首位。日本は工場稼働率の低下等が響く。24.3期3Qは北米が好調。手術支援ロボット関連向け、アミューズメント機器向けが需要増。 記:2024/02/26
6666 東証スタンダード
604
4/18 15:00
+16(%)
時価総額 5,251百万円
水晶デバイスが主力の電子部品メーカー。世界最小の水晶振動子・水晶発振器を手掛け、短納期化に定評。「純水用地下水とチラー冷却水の熱交換によるエネルギーの削減」が省エネ大賞受賞。在庫調整長期化で中間期は一服。 記:2023/12/27
7097 東証グロース
1,046
4/18 14:59
+31(%)
時価総額 4,710百万円
認可保育所や小規模認可保育所、東京都認証保育所の運営等を行う。東京23区中心に千葉、埼玉、大阪にも進出。新規入園児数は増加。在籍率は回復傾向。コスト削減施策などが奏功し、24.7期1Qは営業黒字転換。 記:2024/01/09
7175 東証スタンダード
1,424
4/18 14:14
+51(%)
時価総額 7,576百万円
北陸地盤の独立系証券会社。自前のシステム開発・運営に強み。対面営業とネット取引が柱。引受け業務なども。投資信託は米国株式配当貴族の販売が伸びる。受入手数料は2桁増。24.3期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/03/05
7356 東証グロース
156
4/18 15:00
+3(%)
時価総額 2,300百万円
実名型グルメプラットフォーム「Retty」を運営。点数評価のない口コミに特徴。店舗から得る月額課金収入とメディアでの広告収入が収益源。広告コンテンツの大型案件獲得もあり、24.9期1Qは増収・赤字幅縮小。 記:2024/02/23
7564 東証スタンダード
3,925
4/18 15:00
-15(%)
時価総額 321,249百万円
建設現場・工場向けワークウェアや作業用品の大手専門店。子ども服・靴や女性向け、シューズ、雨具なども展開。需要予測発注システムの稼働店舗を拡大。新規出店や改装店舗の好調もあり、24.3期中間期は増収確保。 記:2023/12/19
7692 東証スタンダード
97
4/18 15:00
+1(%)
時価総額 10,683百万円
新電力会社。中小企業や一般家庭向け中心に電力やガスを提供。電子機器の提供等も手掛ける。電気契約件数は4万835件。ガス契約件数は6393件。エネルギー事業は伸び悩む。24.7期1Qは電子機器事業が増収。 記:2024/01/16
7779 東証グロース
197
4/18 15:00
-1(%)
時価総額 27,077百万円
医療・介護用装着型ロボを開発するベンチャー。医療機関向けレンタルが柱。販売も。海外は欧米を開拓。24.3期上期は米国の個人向け販売や欧州のレンタルが好調。だが開発費増やM&Aに伴う販管費増が利益の重石に。 記:2023/12/12
9812 東証スタンダード
379
4/18 15:00
-4(%)
時価総額 3,383百万円
ホームセンター「イエローグローブ」等の流通事業、自動車関連事業、木材事業、建設事業等を手掛ける。流通事業は収益伸長。販管費の削減等が寄与。自動車関連事業は新車販売が順調。24.5期2Qは大幅営業増益。 記:2024/02/03