マーケット
4/25 14:36
37,616.72
-843.36
38,460.92
-42.77
暗号資産
FISCO BTC Index
4/25 14:56:38
10,015,950
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

29000円を挟んだこう着、ハイテク買いも景気敏感株に利益確定の動き【クロージング】

2021/6/18 16:03 FISCO
*16:03JST 29000円を挟んだこう着、ハイテク買いも景気敏感株に利益確定の動き【クロージング】 18日の日経平均は3日続落。54.25円安の28964.08円(出来高概算15億1000万株)で取引を終えた。前日の米国市場で金利低下を背景にハイテク関連株が買われた流れを引き継いで、半導体関連株や電子部品株など値がさハイテク株中心に買われた。ただし、先駆した銀行などの景気敏感株には利食い売りが出たほか、週末とあってポジション調整売りも散見され、寄り付きにつけた29136.74円を高値に、その後は29000円を挟んでのこう着感の強い相場展開が続いた。 東証1部の騰落銘柄は値下がり銘柄が1500を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、精密機器、その他製品、電気機器、電気ガスの4業種が小幅に上昇。一方、海運が6.70%と大きく下落したほか、鉱業、空運、保険など29業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、エーザイ<4523>、ファーストリテ<9983>、エムスリー<2413>、東エレク<8035>が堅調だった半面、KDDI<9433>、トヨタ<7203>、ソフトバンクG<9984>、資生堂<4911>が軟調。 前日の米国市場での景気敏感株売り、ハイテク株買いの流れを引き継いで始まった。東エレクやアドバンテス<6857>、信越化<4063>の半導体関連株や村田製<6981>、日本電産<6594>の電子部品株といった値がさ株中心に値を上げる銘柄が目立っていた。また、米製薬大手ブリストル・マイヤーズスクイブと抗がん剤の共同開発・商業化で独占的提携契約を結んだエーザイが大幅に続伸した。一方、米金利低下を受けて利ざや圧迫への警戒感から金融株が売られたほか、景気回復やインフレ加速を見込んで上昇していた鉄鋼などの景気敏感株にも利益確定の売りが広がっていた。 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い発せられていた緊急事態宣言について、菅首相は17日、9都道府県では20日に解除すると正式に発表。経済活動の正常化に向けて一歩前進するとの見方があり、相場の支えになっていたようだ。一方で、緊急事態宣言解除を受けていったん景気敏感株の利益を確定させるトレードに向かわせた面もありそうだ。 《FA》
関連銘柄 12件
2413 東証プライム
1,883.5
4/25 14:34
-22(%)
時価総額 1,278,768百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
4063 東証プライム
6,293
4/25 14:34
-189(%)
時価総額 12,737,806百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4523 東証プライム
6,255
4/25 14:34
+166(%)
時価総額 1,855,027百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
4911 東証プライム
4,209
4/25 14:34
-58(%)
時価総額 1,683,600百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
6594 東証プライム
6,892
4/25 14:34
+98(%)
時価総額 4,109,589百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6857 東証プライム
5,334
4/25 14:34
-101(%)
時価総額 4,086,745百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6981 東証プライム
2,822
4/25 14:34
-27.5(%)
時価総額 5,721,444百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
7203 東証プライム
3,507
4/25 14:34
-111(%)
時価総額 57,216,659百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
8035 東証プライム
33,520
4/25 14:29
-1,290(%)
時価総額 15,809,138百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,356
4/25 14:29
+1(%)
時価総額 10,037,008百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
41,500
4/25 14:29
-1,580(%)
時価総額 13,206,172百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,607
4/25 14:29
-148(%)
時価総額 13,106,511百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10