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前場に注目すべき3つのポイント~月末安のアノマリー通過で月初の買いへの期待も~

2021/8/2 8:45 FISCO
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~月末安のアノマリー通過で月初の買いへの期待も~ 2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:月末安のアノマリー通過で月初の買いへの期待も ■三井住友、1Q経常利益143.2%増 2872億円、コンセンサス上回る ■前場の注目材料:富士電機、米で生産4倍、鉄道ドア開閉装置の受注増 ■月末安のアノマリー通過で月初の買いへの期待も 2日の日本株市場は米株安が重荷となるものの、先週末の大幅な下落に対する自律反発が意識されそうだ。7月30日の米国市場ではNYダウが149ドル安だった。中国テクノロジー株の下落を受けた警戒感や疾病対策センター(CDC)が新型コロナウイルス変異株「デルタ」に水ぼうそう並みの感染力があり、従来のコロナウイルスよりも重症化する可能性を警告したため回復への警戒感も再燃。アマゾンドットコムが予想を下回る決算が嫌気されて急落しており、他の大型ハイテク株への売りに繋がっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の27450円。円相場は1ドル109円70銭台で推移している。 アマゾンドットコムは7%を超える急落となっており、ハイテク株への売りに波及しているが、これについては時間外の急落によって先週末の日経平均の500円近い下落という形で織り込まれていることから、想定内といったところ。月末安のアノマリーが通過する一方で、月初の買いへの期待も少ながらず意識されやすく、いったんは自律反発を見せてくる可能性はありそうである。 日経平均は先週の下落によって支持線として期待されていた27500円水準を割り込み、再び5月安値を意識したボトム圏に。27000円~27500円のレンジが意識されやすく、売り方にとっては27000円割れを想定したポジション取りとなる。なお、52週線が26973円辺りに位置していることもあり、オーバーシュート気味に下落する場面においては、52週線でのサポートを想定した押し目狙いのスタンスに。一方で、シカゴ先物は27450円で終えており、27500円処での底堅さが意識されてくるようであれば、ショートカバーも期待されてくるだろう。 もっとも、決算発表が本格化するなかで積極的なポジションは取りづらく、決算を手掛かりとした日替わり的な物色にとどまろう。また、先週末はファナック<6954>が決算を受けて急落となったが、足元で調整が続いていたことあって需給面からも売り仕掛けやすかったと考えられる。好決算ながらもイレギュラー的に下落している銘柄などに対しては、押し目を狙うスタンスとなるだろう。 ■三井住友、1Q経常利益143.2%増 2872億円、コンセンサス上回る 三井住友<8316>が発表した第1四半期(4-6月)は、経常収益が前年同期比1.9%減の9517.25億円、経常利益はそう143.2%増の2872.40億円だった。コンセンサス(2380億円程度)を上回っている。法人向けのほか、クレジットカードなど個人向け事業が回復。前年の反動から資産運用ビジネスも堅調だった。また、与信関係費用は103億円と、前年同期から1045億円減少したことも寄与している。 ■前場の注目材料 ・シカゴ日経先物は上昇(27450、大阪比+100) ・1ドル109円60-70銭 ・SOX指数は上昇(3356.53、+23.28) ・米原油先物は上昇(73.95、+0.33) ・米長期金利は低下 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・富士電機<6504>米で生産4倍、鉄道ドア開閉装置の受注増 ・トヨタ<7203>水素エンジンで連携加速、製造・運搬・利用で選択肢広げる ・アルプスアル<6770>IDECとFA・産機センサーの共同出資会社を設立 ・住友ゴム<5110>不適切検査、加古川工場出荷の防舷材 ・ペプチドリーム<4587>米企業と契約、最大2400億円の開発支援金獲得 ・日産自<7201>経営層報酬に外部指標取り入れ、気候変動対応など反映 ・東京製鐵<5423>レーザー切断用鋼板を拡販、加工不良低減、エキストラ価格なし ・日本酸素HD<4091>タイに産業ガス新プラント、4基目稼働 ・東レ<3402>VBと共同研究、mRNA標的の低分子医薬創出 ・日本製鉄<5401>棒鋼・線材2万円以上値上げ、原料高で10月から ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:45 中・7月財新製造業PMI(予想:51.0、6月:51.3) 《ST》
関連銘柄 12件
3402 東証プライム
720
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合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
4,456
4/24 15:00
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産業ガスで国内シェア首位、世界4位。エレクトロニクスガスでは世界トップ級。MOCVD装置や液体ヘリウム関連装置も事業領域。「THERMOS」ブランドで家庭用品も展開。価格転換進展し、3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/28
4587 東証プライム
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時価総額 209,706百万円
東大発のバイオベンチャー。製薬会社との共同研究開発を中心に事業を展開。欧米大手製薬会社とも取引実績。放射性医薬品も事業領域。創薬開発プラットフォームに強み。複数の新規契約を締結し、23.12期は増収確保。 記:2024/03/29
5110 東証プライム
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4/24 15:00
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時価総額 500,176百万円
大手タイヤメーカー。自動車やトラック等向けのタイヤの製造、販売に加え、ゴルフ用品やテニス用品、スポーツ事務の運営等も行う。23年12月期はタイヤの売上が1兆円超となった。スポーツの利益は過去最高となった。 記:2024/04/16
5401 東証プライム
3,491
4/24 15:00
-1(%)
時価総額 3,317,571百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
5423 東証プライム
1,657
4/24 15:00
+4(%)
時価総額 256,941百万円
大手電炉メーカー。鉄スクラップをリサイクルし、鉄鋼製品を製造、販売。建設分野向けなどにH形鋼や電炉ホットコイル等を提供。その他地域は売上伸長。24.3期3Q累計は増収。収益面は販管費の増加等が重し。 記:2024/03/04
6504 東証プライム
10,070
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時価総額 1,503,421百万円
大手総合電機。パワー半導体やパワーエレクトロニクス機器に強み。地熱発電設備で世界トップシェア。エネルギーマネジメント分野は増収。電源機器の大口案件等が寄与。半導体分野は堅調。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/26
6770 東証プライム
1,329.5
4/24 15:00
+28(%)
時価総額 291,534百万円
電子部品のアルプスとカーナビのアルパインが経営統合して発足。センサ・コミュニケーション事業を成長領域に位置付け。モジュール・システム事業は増収。インフォテインメントの新製品等が貢献。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/10
6954 東証プライム
4,613
4/24 15:00
+213(%)
時価総額 4,657,040百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7201 東証プライム
556.1
4/24 15:00
+4.8(%)
時価総額 2,347,140百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
3,618
4/24 15:00
+107(%)
時価総額 59,027,623百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
8,860
4/24 15:00
+73(%)
時価総額 12,179,762百万円
総合金融グループ大手。傘下に三井住友銀行、SMBC日興証券、三井住友カードなど。ノンバンク子会社多数。燃費効率の高い次世代型航空機に特化した投資・ファイナンスを実施。全事業部門好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/03/25