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前場に注目すべき3つのポイント~決算内容を見極めたいとする模様眺めムード強まる~

2021/10/25 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~決算内容を見極めたいとする模様眺めムード強まる~ 25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:決算内容を見極めたいとする模様眺めムード強まる ■中外薬、21/12上方修正 営業利益4000億円←3200億円 ■前場の注目材料:NTT、第17回企業力ランキング/NTT、3回連続首位 ■決算内容を見極めたいとする模様眺めムード強まる 25日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が見込まれる。22日の米国市場はNYダウが73ドル高だった。中国恒大のドル建て債利払い実施で短期的な破たんリスク後退で安心感が広がった。また、10月PMIの上昇も手伝いNYダウは最高値を更新。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が討論会でインフレのリスクに言及すると早期の利上げ観測が強まり、下落に転じる場面も見られたものの、引けにかけては好決算を受けた買いから上昇に転じていた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比140円安の28730円。円相場は1ドル113円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り優勢の展開になりそうだ。NYダウは最高値を更新したものの、早期利上げ観測から半導体株は弱い値動きを見せたほか、インテルは決算が嫌気され大幅に下落しており、神経質にさせる要因であろう。米国ではIBMやインテルなどハイテクセクターの決算反応は弱く、コンセンサスは相当高い位置にあったと見られる。国内においても主要ハイテク企業の決算を控えていることもあり、決算内容を見極めたいとする模様眺めムードは強まりそうだ。 日経平均は75日線が足元で支持線として意識される一方で、25日線辺りが上値抵抗線となりそうであり、28500円~29000円水準でのもち合いを続けそうだ。また、衆院選の前哨戦とされた参院補選は1勝1敗といった結果であり、31日の衆院選を控えた様子見ムードも強まりやすいところである。積極的にはポジションを傾けづらいなか、短期的な値幅取り狙いの売買が中心になりやすく、決算など個別に材料のある銘柄のほか、足元で強い値動きを継続させている中小型株などには、個人主体の短期資金が集中しやすいと考えられる。その他、日本郵政<6178>の政府保有株売却に伴う資金手当てやヘッジ対応の動き等による影響も動きづらくさせよう。 もっとも、VIX指数はボトム圏での推移を続けており、米国においてはリスクオンムードが広がっている。国内では新型コロナウイルスの新規感染者数は減少傾向を続けており、経済活動が正常化に向かうなか、ショートを仕掛けてくる動きは考えづらい面はある。そのため、短期的に売りを仕掛けてくる局面においては、その後のリバウンドを意識した押し目買いのスタンスとなりそうだ。 ■中外薬、21/12上方修正 営業利益4000億円←3200億円 中外薬<4519>は2021年12月期業績予想の修正を発表。営業利益を3200億円から4000億円に上方修正した。コンセンサス(3690億円程度)を上回る。ロナプリーブの政府納入に係る今期の売上計上予想額を織り込むとともに、前回発表予想に対し想定を上回って推移しているアバスチン、テセントリクを始め、各製品の進捗及び想定の見直しを反映した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28804.85、+96.27) ・NYダウは上昇(35677.02、+73.94) ・米原油先物は上昇(83.76、+1.26) ・大型経済対策への期待 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・NTT<9432>第17回企業力ランキング/NTT、3回連続首位 ・キリンHD<2503>茶葉投入ロボ、ファナックと共同開発 ・SUBARU<7270>インドネシア再参入、日本から輸出 ・デンカ<4061>コロナ診断キットを米で展開 ・双日<2768>ベトナムで屋根置き太陽光発電、Looop・大ガスと ・パナソニック<6752>大阪万博、単独出展申請 ・豊田織<6201>ACインバーター拡充、24年めど大出力型 ・ブリヂストン<5108>睡眠改善研究に参画、久留米工場で ・ソフトバンク<9434>東京海洋大と陸上から水中ロボ制御、光無線通信で指示 ・パナソニック<6752>顔認証リーダー7万台供給、医療機関・薬局向け ・カネカ<4118>鹿島アントラーズと契約、生分解性ストロー・スプーン提供 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 12件
2503 東証プライム
2,200
4/16 15:00
-19(%)
時価総額 2,010,800百万円
国内最大級の大手ビールメーカー。ビールや発泡酒、ワイン等の酒類に加え、紅茶や緑茶等の飲料、医薬品等を国内外で展開する。今期3Q累計は積極的なマーケティング投資や価格改定等の推進により、増収、増益着地。 記:2024/01/12
2768 東証プライム
3,882
4/16 15:00
-142(%)
時価総額 971,665百万円
総合商社。航空機関連、自動車関連に強み。24.3期3Q累計は自動車関連の利益が後退。航空機関連も足踏み。不動産売却益、のれん益を計上も及ばず。ただ石炭市況悪化が想定内に。通期純益計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/09
4061 東証プライム
2,316
4/16 15:00
-32(%)
時価総額 205,096百万円
化学中堅。合成ゴムや球状シリカに強み。電子・先端材料、ワクチンも。24.3期上期は民生向け製品や半導体関連が低調で足踏み。新型コロナ・インフル同時検査キットが想定以上。コスト削減も進捗。計画比では上振れ。 記:2024/01/15
4118 東証プライム
3,964
4/16 15:00
-57(%)
時価総額 269,552百万円
化学材料メーカー。化成品や塩化ビニル樹脂、機能性樹脂、エレクトロニクス製品、食品、ヘルスケア製品など、幅広い製品を提供する。今期3Q累計はメディカル関連や食品が堅調も、塩ビや苛性ソーダが足踏みとなった。 記:2024/02/08
4519 東証プライム
5,131
4/16 15:00
+26(%)
時価総額 8,615,247百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
5108 東証プライム
6,773
4/16 15:00
+17(%)
時価総額 4,833,877百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
6178 東証プライム
1,425.5
4/16 15:00
-65(%)
時価総額 5,371,099百万円
日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命を傘下に有するグループ会社。約2万4千の郵便ネットワークを持ち、郵便・物流、国際物流、銀行、生命保険を展開。銀行業セグメントの好調で、24.3期中間期は増収・経常増益。 記:2023/12/20
6201 東証プライム
13,950
4/16 15:00
-420(%)
時価総額 4,545,482百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。フォークリフトやカーエアコン用コンプレッサーで世界トップシェア。海上や空港向け物流機器や繊維機械も事業領域。産業車両・自動車事業の売上増や円安により、3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/02/04
1,397
4/16 15:00
-1(%)
時価総額 3,428,318百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。24.3期上期は家電、FAが低迷も自動車部品が好調。米国の補助金も効いて増収増益に。液晶子会社解散で税負担減。通期最高純益を計画。自動車部品子会社は売却へ。 記:2023/12/12
7270 東証プライム
3,531
4/16 15:00
-46(%)
時価総額 2,715,960百万円
自動車メーカー。「スバル360」で自動車メーカーとしてスタート。米国を重点市場と位置づけ、SUVとスポーツモデルを中心に展開する。航空機も手掛ける。今上期は引き続き2Qも生産台数が増加した。円安も寄与。 記:2023/12/25
9432 東証プライム
172.4
4/16 15:00
-2.2(%)
時価総額 15,610,874百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グループ再編でグローバル事業を強化。自動運転関連やIOWNの海外ビジネス展開に向けた取り組みを推進。中間期営業収益は過去最高を更新。 記:2023/12/25
9434 東証プライム
1,854
4/16 15:00
-7.5(%)
時価総額 8,875,367百万円
大手キャリア。個人向けのモバイル通信やブロードバンド、法人向け通信ソリューション、プロダクト等の販売、ファイナンスを行う。今期3Q累計は増収も、ペイペイの子会社化に伴う差益の剥落等が利益に影響した。 記:2024/03/04