マーケット
4/18 15:15
38,079.70
+117.90
37,753.31
-45.66
暗号資産
FISCO BTC Index
4/19 5:58:45
9,842,887
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

新興市場見通し:マザーズ一時800pt割れ、人気銘柄下げ渋りでも拭えぬ懸念

2022/1/22 16:58 FISCO
*16:58JST 新興市場見通し:マザーズ一時800pt割れ、人気銘柄下げ渋りでも拭えぬ懸念 今週の新興市場では、引き続き日経平均とともにマザーズ指数、日経ジャスダック平均も下落した。マザーズ指数は4週連続の下落で、1月20日と21日の取引時間中には2020年5月以来の800pt割れとなる場面もあった。さすがに年初から大幅に下落しているだけに、値ごろ感から押し目買いが入る銘柄も見られたが、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めへの警戒感は一段と強まっている。名目金利から期待インフレ率を差し引いた米実質金利の上昇傾向が続き、ハイテク株を中心に株価を下押しした。なお、週間の騰落率は、日経平均が-2.1%であったのに対して、マザーズ指数は-3.8%、日経ジャスダック平均は-3.2%だった。 個別では、メルカリ<4385>が週間で1.8%高、ビジョナル<4194>が同6.1%高となる一方、JTOWER<4485>が同7.2%安、そーせいグループ<4565>が同9.3%安となるなど、マザーズ時価総額上位は高安まちまち。メルカリは新市場区分「プライム」への変更申請を発表し、ビジョナルは外資系証券の投資判断引き上げが観測された。売買代金上位では好決算のEnjin<7370>が賑わう一方、業績上方修正のウェルスナビ<7342>は買いが続かず下落。FRONTEO<2158>などは買い優勢、エフ・コード<9211>などは売り優勢となった。また、週間のマザーズ上昇率トップはシック・HD<7365>、下落率トップはアスタリスク<6522>だった。ジャスダック主力では日本マクドナルドHD<2702>が同1.7%高、ワークマン<7564>が同3.3%高と堅調だったが、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>は同1.8%安、東映アニメーション<4816>は同9.6%安と軟調。売買代金上位はフェローテックHD<6890>など売りに押される銘柄が目立った。また、太洋物産<9941>などが週間のジャスダック下落率上位に顔を出した。一方、アミタHD<2195>は大幅高で、アピリッツ<4174>が上昇率トップとなった。 来週の新興市場では、1月25~26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)という重要イベントを挟み、引き続き神経質な展開とならざるを得ないだろう。既に金融市場では更なるテーパリング(量的緩和の縮小)前倒しや3月FOMCでの0.5%利上げといったシナリオも取りざたされているため、イベント通過によるあく抜け感が意識される可能性はある。しかし、まだ金融引き締め局面の「入口」に過ぎないことは忘れるべきでない。マザーズでは人気銘柄の下落に目先一服感も漂うが、やはり信用買い残を一段と膨らませている点などは気掛かりだ。 来週は、1月25日にマクアケ<4479>、26日に沖縄セルラー電話<9436>、27日にドリコム<3793>、東映アニメ、弁護士ドットコム<6027>、28日に田中化学研究所<4080>、Jストリーム<4308>などが決算発表を予定している。株価が長期下落している弁護士コムやマクアケは成長再加速の兆しが見られるかが焦点となる。足元の調整がきつい東映アニメもIP(知的財産)への期待が再燃するか注目したい。 IPO関連では、2月上旬の上場案件がブックビルディング(BB)期間中だ。既に大型案件の中止が出てきているが、BBでの需要状況を見てもインターネット投資家らの申込みに鈍さが感じられる。新興株不振の影響は大きいとみておいた方が良いだろう。なお、今週はノーザ<4269>(2月22日、ジャスダック)など5社の新規上場が発表されている。 《FA》
関連銘柄 24件
2158 東証グロース
637
4/18 15:00
+17(%)
時価総額 25,044百万円
独自開発のAIエンジン「KIBIT」を活用し、eディスカバリ支援やデジタル鑑識、作業効率化のソリューション等のサービスを提供する。今上期は大手金融機関への導入加速により、AIソリューションが伸長した。 記:2023/12/27
2195 東証グロース
611
4/18 15:00
+1(%)
時価総額 10,718百万円
廃棄物リサイクル、環境認証認定サービス等を展開。マレーシアで発生する資源を日本に輸出する海外トレーディングも事業領域。トランジションストラテジー事業領域は受注計画に遅れ。23.12期3Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/08
6,920
4/18 15:00
-10(%)
時価総額 920,083百万円
国内最大のハンバーガーチェーン。外食でも上位。米マクドナルドのライセンス下で国内マクドナルドを展開。夜メニューや新商品開発を推進。デジタルやデリバリーの活用で利便性向上。業容好調で23.12期は増収増益。 記:2024/02/29
3793 東証グロース
1,020
4/18 15:00
+13(%)
時価総額 29,713百万円
ソーシャルアプリケーションプロバイダー。PC・モバイルなどのゲーム事業、広告・メディア事業がコアビジネス。24.3期3Qはメディア事業が増収。DREノベルス、DREコミックスの刊行開始などが寄与。 記:2024/03/31
4080 東証スタンダード
922
4/18 15:00
-14(%)
時価総額 29,995百万円
Li電池用の正極材を製造・販売。ニッケル水素電池用も。住友化学傘下。24.3期上期は北欧企業に対する技術支援に応じた売上10億円を計上。電池材料は車載用途のニッケル水素電池用が好調もLi電池用が振るわず。 記:2024/01/17
4174 東証スタンダード
1,198
4/18 15:00
+33(%)
時価総額 4,875百万円
ECサイトやWebシステムの受託開発が柱。オンラインゲームやIT人材派遣も。24.1期3Qは受託開発が好調。IT人材派遣も好伸して増収増益に。ゲーム「姫式Project」新作は24年半ば頃にリリース予定。 記:2024/02/06
4194 東証プライム
8,090
4/18 15:00
+110(%)
時価総額 310,583百万円
クラウド型の会員制転職サイト「ビズリーチ」や採用管理サイト「ハーモス」を運営。M&Aマッチング等も。ビズリーチのスカウト可能会員数は227万人超。HRMOS事業は売上伸長。24.7期1Qは2桁増収増益。 記:2024/01/28
4308 東証グロース
369
4/18 15:00
+3(%)
時価総額 10,353百万円
企業向け動画配信プラットフォームを提供。大規模コンテンツの安定配信技術に強み。トランスコスモス傘下。EVC領域(医薬)は足踏み。24.3期3QはOTT領域が増収。専門チャンネルの運用・保守業務等が順調。 記:2024/02/04
4385 東証プライム
1,745.5
4/18 15:00
+5(%)
時価総額 280,800百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4479 東証グロース
701
4/18 15:00
+16(%)
時価総額 8,811百万円
応援購入型クラウドファンディングサイトを運営。ユーザーデータを用いた大企業向け新商品開発コンサルティングも展開。応援購入総額は増加。プロジェクト単価は引き続き上昇。24.9期1Qは2桁増収、損益改善。 記:2024/02/10
4485 東証グロース
3,505
4/18 15:00
-30(%)
時価総額 89,945百万円
通信インフラ会社。携帯キャリアの携帯基地局の装置やアンテナ、構造物、電源等のシェアリングする事業を展開する。タワーシェアリングも行う。今上期はタワー移管が順調に推移した。施設内のシェアリングも拡大した。 記:2024/01/15
4565 東証プライム
1,511
4/18 15:00
+48(%)
時価総額 123,786百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。契約一時金及びマイルストン収入は伸び悩む。23.12期通期は医薬品販売が増収。M&A効果等が寄与。 記:2024/02/13
4816 東証スタンダード
2,666
4/18 15:00
-53(%)
時価総額 559,860百万円
東映系アニメ制作会社。プリキュアやドラゴンボールなどの映像制作やキャラクター版権ビジネスを展開。映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」等は好調。その他事業は売上増。24.3期3Qは増収。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/10
6027 東証グロース
2,996
4/18 15:00
+62(%)
時価総額 66,745百万円
国内最大級の「弁護士ドットコム」を運営し、法律トラブルの解決支援を行う。電子契約の「クラウドサイン」等も。クラウドサインは売上好調。大企業、地方自治体中心に導入進む。24.3期3Q累計は業績堅調。 記:2024/03/04
3,850
4/18 15:00
+40(%)
時価総額 370,813百万円
小型精密制御減速装置大手。減速機の位置決め精度が最も高い波動歯車装置で世界首位。日本は工場稼働率の低下等が響く。24.3期3Qは北米が好調。手術支援ロボット関連向け、アミューズメント機器向けが需要増。 記:2024/02/26
6522 東証グロース
472
4/18 15:00
+2(%)
時価総額 3,330百万円
飲料向けバーコードリーダーと自販機向け赤外線通信が主力。POS等のシステムインテグレーションも。24.8期1QはAsReader事業は増収。AsReaderシリーズは累計出荷台数が20万台を突破。 記:2024/02/03
2,904
4/18 15:00
+58(%)
時価総額 136,317百万円
半導体製造装置部品を製造・販売。真空シールで世界トップシェア。磁性流体とサーモモジュール技術に定評。AMB基板は中国のEV車向け中心に伸びる。M&A効果等でその他部門は売上堅調。24.3期2Qは増収。 記:2024/01/06
7342 東証グロース
1,485
4/18 15:00
+44(%)
時価総額 87,217百万円
全自動で資産運用をするロボアドバイザーサービス「ウェルスナビ」を運営。20~50代の勤労世代が主要顧客。預かり資産1兆1000億円を突破。運用者数の増加や入金好調で、23.12期実績は増収・大幅営業増益。 記:2024/03/23
728
4/11 14:55
±0(%)
時価総額 8,196百万円
決済サービス会社。家賃決済業務のアウトソーシングと住居者の緊急駆けつけサービス等を提供する。21.9期は駆けつけや決算代行のユーザー数が堅調に推移の一方、コールセンターや外部委託の費用が重しとなった。 記:2022/01/06
7370 東証グロース
1,008
4/18 15:00
+7(%)
時価総額 7,447百万円
PR支援サービス会社。中小・中堅企業、医療機関を対象にPR支援サービスを展開。総還元性向は30%目標。PRプラットフォームサービスは売上増。オプションサービス拡充等で顧客単価が上昇。24.5期2Qは増収。 記:2024/01/28
7564 東証スタンダード
3,925
4/18 15:00
-15(%)
時価総額 321,249百万円
建設現場・工場向けワークウェアや作業用品の大手専門店。子ども服・靴や女性向け、シューズ、雨具なども展開。需要予測発注システムの稼働店舗を拡大。新規出店や改装店舗の好調もあり、24.3期中間期は増収確保。 記:2023/12/19
9211 東証グロース
1,707
4/18 15:00
-111(%)
時価総額 18,106百万円
マーケティングサービス会社。顧客のWEBサイト活性化を支援。サイト上の買い物を快適にするSaaS型Web接客ツール「CODEMarketingCloud」が主力。顧客数が拡大し、3Q累計は増収・利益急伸。 記:2023/12/24
9436 東証スタンダード
3,405
4/18 15:00
+15(%)
時価総額 183,039百万円
沖縄県が拠点の通信事業会社。KDDIの子会社。県内で「auモバイル」や「UQモバイル」を運営する。FTTHサービスや売電も行う。今期3Q累計はモバイル事業が好調だった。光回線やau電気も堅調に推移した。 記:2024/03/04
9941 東証スタンダード
941
4/18 15:00
±0(%)
時価総額 1,820百万円
畜産物が主力の専門商社。牛肉や鶏肉、豚肉の食肉に加え、大豆等の穀物や加工食品、化学品、産業機械、自動車部品を扱う。23.9期通期は営業開拓部が増収。農産品が売上貢献。24.9期は2桁増収増益見通し。 記:2024/01/15