オープン3年で来場者10万人達成 福島県南相馬市小高区の「NIKOパーク」

来場10万人目となった高橋智貴さん(左から4人目)一家と、最多利用の日那田あゆみさん(右から3人目)親子

 福島県南相馬市小高区の屋内型子どもの遊び場「NIKO(にこ)パーク」は、来場者10万人を突破した。4月27日に記念イベントが催された。

 10万人目となったのは同市原町区の高橋智貴さん(33)一家。4月10日に智貴さんと長男の優輔さん(6)、二男の圭輔ちゃん(4)の3人で訪れた。智貴さんは「スタッフが子どもたちの面倒をしっかり見てくれるので、安心して利用できる。まさか10万人になるとは思わなかった」と驚いていた。27日のイベントには妻の裕美さん(33)、三男の奏輔ちゃん(0)も訪れた。

 市こども未来部の山田勇人部長が高橋さん一家に記念品を手渡した。指定管理者のフクシ・エンタープライズの伊藤光幸東北支店長らが立ち会った。

 最も多く利用している相馬市の日那田あゆみさん(41)、楽ちゃん(4)親子にも記念品が贈られた。2年前に利用を始め、約430回訪れたという。あゆみさんは「屋内なので天候を気にせずに楽しめる」と魅力を語っていた。

 来場者10万人達成を記念し、27日は風船のアーチ作りや大道芸のパフォーマンスなどが催された。

 NIKOパークは2021(令和3)年4月に開所した。同年8月に来場者1万人、2022年11月に5万人を達成した。

(相双版)

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