日台合作映画「青春18×2 君へと続く道」 ロケ地4カ所に看板設置 映画の登場シーン紹介 福島県只見町

只見駅に設置された「青春×2 君へと続く道」のロケ地を紹介する看板

 福島県只見町は町内が舞台の一部となった日台合作映画「青春18×2 君へと続く道」のロケ地を紹介する看板を町内4カ所に設置した。町民や観光客が映画に思いをはせながら看板を眺めている。

 JR只見線只見駅、伊南川に架かる黒沢橋、蒲生地区のまるまさ商店(会津蒲生駅から約900メートル)、塩沢地区の民家(会津塩沢駅から約260メートル)の4カ所に設置。約90センチ四方の看板に、映画のどの場面で登場するかを紹介している。

 映画は「余命10年」などを手掛けた藤井道人監督の最新作で、3日に全国公開された。台湾と日本の男女の恋を描き、3月に公開された台湾ではヒットを記録している。会津若松市の会津若松フィルムコミッションが協力し、只見町が映画の舞台の一つとなった。

 町はロケ地を紹介するマップを作り、町インフォメーションセンターで配布している。町の観光周遊バス「自然首都・只見号」を活用したロケ地巡りも展開し、誘客に力を入れている。

(会津版)

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