横浜、中日で選手・監督として活躍し、現在は野球解説者を務める谷繁元信氏(51)が『プロ野球選手による本塁打最多連続シーズン数』としてギネス世界記録に認定された。この記録での認定は初めてとなる。

谷繁氏は、1988年にドラフト1位で横浜大洋ホエールズ(現DeNAベイスターズ)に入団。中日移籍後は選手兼監督を務めるなど、球界を代表とする名捕手として名を馳せた。

今回、プロ1年目となる1989年から2015年の現役引退まで、27シーズン連続で本塁打を放った記録がギネス世界記録に認定となった。

歴代2位の記録は25シーズン連続のホームランとなっておりリッキー・ヘンダーソン氏、野村克也氏、イチロー氏、偉大な3選手の記録を上回る数字となった。

これまでの野球界のギネス世界記録

これまでの野球界のギネス世界記録は、イチロー氏の「日米通算最多安打数(4367本)」、大谷翔平選手の「1シーズンで投手として100+イニングと100+奪三振を達成し、打者として100+打点、100+安打、100+得点を達成した初めてのMLB選手」、「MLBオールスター史上初めて投手と指名打者で先発出場」など。日本人プロ野球選手のギネス世界記録認定はごく僅かとなっており、今回の谷繁氏のギネス世界記録認定は日本野球界の歴史に名を刻むこととなった。

「夢にも思ってもいなかった」

谷繁氏はこのギネス世界記録認定について「まさか自分がプロの世界で、27年も連続でホームランを打てるとは夢にも思ってもいなかったです。自分が残してきた記録が、このような形で認められて嬉しく思っております。内心は抜かれたくない記録ですが、いつかまた誰かにこの記録を抜いて欲しいですね」とコメントした。

公式認定証の授与式は29日夜の「S-PARK」で行われる予定。

公式認定証の授与式と本人が語るギネス世界記録の裏側は番組内にて!
「S-PARK」
5月29日(日)23時15分〜24時30分
フジテレビ系列で放送