“怪物”ロナウド、「銀河系軍団」とともにライブ配信 ベッカムが加入当初の“秘話”明かす

(左から)R・カルロス、フィーゴ、ロナウド、ベッカム、カシージャス【写真:Getty Images】
(左から)R・カルロス、フィーゴ、ロナウド、ベッカム、カシージャス【写真:Getty Images】

2000年代のレアルとスペインを彩ったスター集団がSNS上で再会

 現在、世界中で感染拡大する新型コロナウイルスの影響により、各国の公式戦は中断を余儀なくされている。選手たちはSNS上で発信することによってファンとの交流に取り組んでいるなか、かつてサッカー界を彩ったレジェンドたちがオンラインで再会を果たし、話題を呼んでいる。

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 中国・武漢が発生源とされる新型コロナウイルスは欧州でも大きな被害をもたらしており、各国のリーグ戦や欧州カップ戦は中断。再開の見通しも立たない状況に追い込まれている。

 そんななか、2000年代のレアル・マドリードで「ロス・ギャラクティコス(銀河系軍団)」と呼ばれたスター集団が、SNSで話題を提供している。発起人となったのは、2002年の日韓ワールドカップ(W杯)で得点王に輝き、“怪物”と呼ばれた元ブラジル代表FWロナウド氏だ。

 ロナウド氏は自身の公式インスタグラムのライブ中継で、同時期にレアルに在籍した元ブラジル代表DFロベルト・カルロス氏、元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴ氏、元スペイン代表GKイケル・カシージャス氏、そして元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏をそれぞれ招いて対談。その様子をファンに披露した。

 英メディア「GIVE ME SPORT」によると、そのなかでも最大の視聴者数を記録したのがベッカム氏とのやり取りだったという。ロナウド氏が「当時、ブラジル代表に1人イングランド代表の選手を加えられるなら、絶対にベッカムだったよ。ベストなセントラルミッドフィールダーだったからね」と称賛すると、紫のニット帽姿で登場したベッカム氏は、レアル加入当初を回想。一つの“秘話”を明かした。

「ずっと過ごしていたマンチェスターからマドリードに移って、最初に会った選手の1人が君だったね。ロッカールームで僕のところに来て、『ブラジル代表に1人イングランド代表が来るなら、絶対に君だよ!』と言ってくれた。でも、信じられなかった! ブラジル代表はベストプレーヤーの集まりだからね」

 ロナウド氏は2002年、ベッカム氏は2003年にレアルに加入し、その歴史を彩る活躍を見せた。欧州のタイトルからは遠ざかる時期だったが、彼らにとって美しい記憶として刻まれていることが伝わるライブ配信となった。

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