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世界最高の中盤は誰だ? サッカー選手セントラルMF能力値ランキング1位~5位。CBからFWの仕事までこなす超万能MFとは?(20/21シーズン版)

シリーズ:20/21能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。

5位:豪快なシュートと繊細なパス、二面性を持つ大型MF

セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ 20/21サッカー選手能力値ランキング
【写真:Getty Images】



MF:セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(セルビア代表/ラツィオ)
生年月日:1995年2月27日(26歳)
市場価格:7000万ユーロ(約84億円)
19/20リーグ戦成績:37試合出場/7得点6アシスト


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 近年の移籍市場で常に動向が注目されるセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ。マンチェスター・ユナイテッドは以前からこの大型MFを狙っているが、本人はラツィオ愛が強く、在籍年数は6年に達した。2月には26歳となり、サッカー選手としてはキャリアのピークを迎えつつある。

 191cmの長身を活かしたダイナミックなプレースタイルが特徴だ。「空中戦」の強さはMFとしてはトップレベルで、積極的にクロスボールに対してゴール前に飛び込んでいく。セントラルMFとしてはアタッキングサードでの仕事のクオリティも高い。強烈なミドルシュートを持ち合わせており、直接FKもミリンコビッチ=サビッチの武器の1つとなっている。

 セントラルMFながら得点力の高さが魅力だが、それ以外のプレーの質も高い。懐の深さを活かしたドリブルでタメを作り、精度の高いラストパスからアシストを記録する場面も目立つようになった。ダイナミックさと繊細さが共存するプレーを見れば、ビッグクラブからの関心が絶えないのも納得である。

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