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なぜ撃ち合いに? リバプール対マンチェスター・シティは決着がつかず。両者とも抑えられなかった攻撃の要【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 編集部 photo by Getty Images

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プレミアリーグ第32節、マンチェスター・シティ対リバプールが現地時間10日に行わた。1-1の引き分け。勝ち点差「1」で優勝争いを繰り広げる両者の直接対決は、痛み分けに終わった。なお、南野拓実はメンバー外となっている。(文:阿部勝教)


息もつかせぬ好ゲーム

リバプール
【写真:Getty Images】

 「ボクシングのような試合だった」

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 現地時間4月10日に行われたプレミアリーグ第32節、1位マンチェスター・シティと2位リバプールの直接対決は、1-1の引き分け。勝ち点差「1」で迎えたこの天王山は、ユルゲン・クロップ監督が ” ボクシング ”に例えたように、一瞬でも気を抜けばやられる、息もつかせぬ好ゲームだった。

 開始5分、ケビン・デ・ブライネがペナルティーエリア手前からミドルシュートを突き刺してマンチェスター・シティが先制すると、13分にはリバプールが反撃。3トップの中央で先発出場したディオゴ・ジョタがリーグ戦3試合連続ゴールを決め、試合を振り出しに戻した。

 その後、ホームチームにボールを持たれたリバプールは、37分にジョアン・カンセロのパスからガブリエル・ジェズスにDFラインの裏を取られて失点。またしても追いかける形となったが、後半開始からわずか46秒でサディオ・マネがゴール奪い、再び同点に追い付いた。

 63分にはラヒーム・スターリングにDFラインの裏に抜け出されてゴールを決められたが、この得点はVAR(ビデオアシスタントレフェリー)のチェックの末にオフサイドの判定となり、ゴールが認められなかった。
 
 この一進一退の攻防は試合終盤まで続いたが、互いに決勝ゴールを決められず。勝ち点1を分け合う痛み分けとなった。

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