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あまりに酷すぎる…。カタールW杯最悪のチーム5選。サッカー日本代表に敗れたあの強豪国も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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カタールワールドカップのグループステージが終了し、参加した32チームのうちの半分が決勝トーナメントへと進出した。日本代表など歓喜に沸くチームもある一方、逆に不甲斐ない戦いで大会から姿を消したチームもある。今回は、カタールワールドカップで「最悪のチーム」を5つ厳選して紹介する。


ベルギー代表(グループF)


【写真:Getty Images】

順位:3位
成績:勝ち点4(1勝1分1敗)


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 前回大会で3位の好成績を収めたベルギー代表が“まさか”のグループステージ敗退を喫した。16年から監督を務めたロベルト・マルティネス監督の退任も契約満了に伴い即日に発表されており、ベルギー代表の一つのサイクルが終焉を迎えた。

 今大会のベルギー代表には多くの懸念点があった。一つ目がチームの平均年齢だ。エデン・アザール、ケビン・デ・ブルイネ、ロメル・ルカク、ティボー・クルトワらの「黄金世代」も30代を迎えており、残念ながら現時点で彼らを脅かす存在はあまり出てきていない。チームの平均年齢は上がる一方で、マルティネス体制最終戦となったクロアチア代表戦のスタメンの平均年齢は31.3歳だった。

 2つ目が選手のコンディション不良だ。主将のエデン・アザールはかつての輝きを失い、エースのロメル・ルカクも負傷明けで本調子とは言えない状況だった。

 こうした状況に選手たちは苛立ちを隠せなかったようだ。第1戦はクルトワのPKセーブで辛うじてカナダに勝利したが、第2戦モロッコ戦は真っ正面から戦って力負けを喫した。そして、ベルギーメディア『『RTLinfo』』によると、試合終了後には主力選手が激しい口論を起こし、ロッカールームの雰囲気は最悪だと伝えている。

 第3節クロアチア代表戦ではルカクを先発に起用したが、ポスト直撃や痛恨のトラップミスなど決定機を逃し続けて勝ち点1の獲得に留まった。その結果、モロッコ代表、クロアチア代表に次ぐ3位となり、早々にカタールから去ることが決定している。

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