2年目の活躍期待の広島ジョンソン、夢はメジャー復帰 米メディアに語る

地元メディアが日本で成功した左腕を特集、「最終目標は大リーグでプレーすること」

 広島のクリス・ジョンソン投手の日本球界1年目の活躍を受け、米メディアが特集記事を掲載した。地元メディア「ロサンゼルス・デイリーニューズ」が報じている。

 ジョンソンは広島加入1年目の昨季、前田、黒田らとともに広島の先発陣を牽引。28試合に登板し、14勝7敗、防御率1.85の好成績をマークした。最優秀防御率に輝いた左腕について記事では、ドラフト1巡目でレッドソックスから指名を受けながら、3球団を渡り歩いてメジャーで1勝もできず、移籍した広島で成功を収めるに至った経緯を説明している。

 父方の祖母が日本人であること、2014年オフに日本と韓国の球団からオファーを受けていたこと、ジョンソン本人が米マイナーのAAAよりも日本のプロ野球の方が質が高いと感じていたことなどを紹介。来日当初、ジョンソンと、婚約者で後に結婚したカーリン・コマーさんが日本の食文化に馴染むのに時間がかかった様子も伝えている。

 また、ジョンソンは「最終目標は帰国して大リーグのチームでプレーすること。そのうちね。今はそれに対して何の気負いもないよ」と話しており、記事では日本経由でMLBで成功した選手として、セシル・フィルダーやライアン・ボーグルソン、エリック・スタルツ、コルビー・ルイスらの名前を挙げた。

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