韓国出身の大投手が“不名誉ランキング”に選出 MLBの「最悪なFA契約」で3位

米メディアが「MLB史における13のワーストFA契約」を特集

 5日(日本時間6日)にウインターミーティングが開幕し、ストーブリーグが本格化するメジャーリーグ。今オフは先発投手こそ“不作”であるものの、野手や救援投手は豊富で、大物選手の去就に注目が集まっている。FA選手ランキングで1位と評価されることの多かったヨエニス・セスペデス外野手は先日、4年総額1億1000万ドル(約150億円)でメッツと再契約。ここから市場が活性化していくことが予想される。

 他にも、エドウィン・エンカーナシオン内野手、ホセ・バティスタ外野手(いずれもブルージェイズからFA)、デクスター・ファウラー外野手(カブスからFA)といった強打者に加え、アロルディス・チャップマン(カブスからFA)、ケンリー・ジャンセン(ナショナルズからFA))、マーク・メランソン(ナショナルズからFA)といったクローザーがどのチームと、どんな条件で契約するかも興味深いところだ。

 ただ、過去にはFAで大型の契約を結びながら、新天地で全く活躍できなかった例もある。米FOXスポーツは「MLB史における、13のワーストFA契約」と題した特集記事を掲載。韓国人メジャーリーガーのパイオニア的存在として偉大な実績を残した朴賛浩投手が、この不名誉なランキングで3位に入っている。

 特集では、はじめに「フリーエージェントでは金が飛び交い、チームが来季訪れる危機を脱するために優秀な選手を求めている」と言及。大金をはたいて獲得するFA選手には当然、大きな期待が寄せられる。ただ、その期待を裏切る結果になれば、痛烈な批判を浴びせられることもある。「球界史における最悪なFA契約。これはフリーエージェントにまつわる訓戒的な物語である」として、過去の「ワースト契約」を振り返っている。

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