稲見萌寧はツアー初優勝に向けて1打差を追う

◇国内女子◇パナソニックオープンレディース 2日目（4日）◇浜野ゴルフクラブ (千葉)◇6566yd（パー72）

初日は「66」と勢いがあるプレーを見せた稲見萌寧。2日目は2バーディ、ボギーなしの「70」と耐えるラウンドになった。1番から出た前半をすべてパーとし、後半16番（パー4）でようやく「待っていた」というバーディを奪った。

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2018年のプロテストに合格した19歳は今季、5試合目の出場となる。父親の勧めで小学5年のときにゴルフを始め、「2カ月ぐらいでプロになると決めた」。現在まで予定がない日は約10時間の練習をこなすという。

首位とは1打差の通算8アンダー3位。「誰にも負けないくらい練習した。この位置にいてもおかしくない、と自分を信じてやっている。今までの練習が身になっていたらいいな」と胸を張る。

「最終日のバックナインは崩しがち。入れたいなと思ったパットを外すと、ショットがそこから崩れ始める」と話す一方、「崩れないようにするのではなく『自分に克つ』という思いでやりたい」と意気込んだ。（千葉県市原市／石井操）