Made in Japanではない。
リブート版『チャイルド・プレイ』がもう直ぐ公開ですね。見に行きます? 行った方がいいですよ。一足早く試写会に行ってきたんですが、今の時代ならではの恐怖をチャッキーに込めていて面白かったですから。まぁ、それはレビュー記事で詳しく書くとしてーー。
今日はそのカール・クレブバーグ監督の『チャイルド・プレイ』のチャッキーがどう作られたかの舞台裏映像を紹介したいと思います。ビデオスルーだった『Seed of Chucky』によると、グッドガイ人形たちは「Made in Japan」という設定でしたが、Bloody Disgustingが取り上げた動画では、MastersFXのみなさんがチャッキーパペットを作っています。
その細かい作業にも驚かされると思いますが、多分何よりもビックリするのは、今回のチャッキーがCGではなくプラクティカル・エフェクトのパペットでできているということでしょう。ではどうぞ〜。
用途によって手を何種類も作ったり、表情のために口元をたくさん作っていますね。こういうところはストップモーション・アニメーションのパペットと同じ。
ただ、チャッキーはアニマトロニクスなので中に機械が入っています。今回はスマートホームならぬスマートドール(ファービーの超進化版的な)という設定なので、胸にアイアンマンっぽいリアクターのようなものが埋め込まれています。
クマバージョンのチャッキーが出てきますね。可愛げがないと思いましたが、そうか、チャッキーに毛を生やしただけだったのか…。
2019年版『チャイルド・プレイ』はリブート作品に当たるのですが、冒頭でも書いた通り、今の時代に内容をフィットさせていて怖さがリアル。しかも、オリジナルが構想された時のアイディアが元になっていて、まさにダークな『トイ・ストーリー』のよう。『トイ・ストーリー4』と合わせて鑑賞したら楽しさ倍増なんですよ(『チャイルド・プレイ』のポスターが『トイ・ストーリー』を殺しにかかっている理由もわかるはず)。
あ、チャッキーファンの中には「チャッキーはオリジナルが至高」と思っている人もいると思います。そんな人のためにちょっと朗報。1988年の『チャイルド・プレイ』で主人公アンディ少年が食べていた「グッドガイシリアル」の箱がFYEで売られています。
背面には、チャッキーの魂である殺人鬼チャールズ・リー・レイを警察から逃がす迷路付き。お値段は9.99ドル(12.99ドルからディスカウントされてた)。
グッドガイ人形と一緒に飾りたくなりますね。