誤訳があった箇所に訂正を施しております
スポーツもビジネスのひとつなのです。
近年NBAにおいて広告の力が強くなっています。その影響のひとつとして起こったのが、とあるユニフォームカラーの廃止です。理由は本当に大人の事情でした。
広告主がユニフォームの色を決める時代
2021年に50年ぶりのリーグ優勝を果たし話題となったNBAのチーム、ミルウォーキーバックスの特別なユニフォームが、廃止になった理由、それはバスケットコートとユニフォームの色が似ているのが、広告主の反感を買ってしまったからでした。ためでした。
最初にこの事実を報道したのは、UniWatchというスポーツのユニフォーム情報を扱うメディアの記者Paul Lukas氏で、彼はバックスのマーケティング部のチーフ、Dustin Godsey氏に直接話を聞いたとのこと。
広告主からすると、広告素材を合成して放送するときに、コートとユニフォームの色が区別できないため起こってしまう同化現象、ファンの中で統一されるのが理想で、ユニフォームのイメージが混ざってぼんやりしてしてしまう、広告イメージの「ピクセル化」を恐れたのが原因だ、とLukas氏は報じました。
クリーム色の後、どんな色になったのかというと
NBAの各チームが展開する「シティエディション」と呼ばれるユニフォームがあり、これはチームの歴史や、本拠地の名産などからインスピレーションを受けたもの。今回クリーム色が禁止されたのは、同エディションにおいてでした。
通常ユニフォームとは異なり、チームカラーの影響を受けず、毎年デザインの変更があるため、シティエディションの発表はNBAファンが楽しみにするイベントのひとつなんです。
ちなみにバックスはクリーム色が廃止されてどんな色になったのかというと、
左胸にあるスポンサーロゴとユニフォームの色をみると、なるほどな。と言う感想です。
先ほど記したように、シティエディションのユニフォーム、チームカラーにほとんど左右されません。というより最近の傾向としては、全く関係ない色を使うのが増えている気がします。これって、ほとんどが同じような大人の事情なのでは…と勘ぐっていしまいますが、やはりスポーツはビジネスですし、時代によって変わっていくもの。
新しいユニフォームも、これはこれでかっこいいです。
Source: NBA
(2022年11月22日17時頃 誤訳があった箇所に訂正を施しております)