発酵キッチン 身近な発酵食材を新進気鋭のシェフがアレンジ。自宅の台所から、世界の食卓へ。

わたしたちの身近にある発酵食品。常備している人が多いものの、その食べ方のレパートリーは意外と少ないかもしれない。そこで世界の料理に精通する森枝幹シェフが、アレンジレシピを考案。自宅の台所から、世界の食卓へ出かけてみよう。

森枝幹(もりえだ・かん)

1986年生まれ。調理師専門学校を卒業後、オーストラリアへ留学。世界のベストレストランの常連「Tetsuya’s」で料理の基礎を学び、帰国後は京料理の「湖月」、分子ガストロノミーで有名なマンダリンオリエンタルホテル内「タパス モラキュラーバー」で料理人としての修行を積み、2011年に独立。下北沢の「Salmon&Trout(サーモン・アンド・トラウト)」のシェフを務めた後、2019年11月、渋谷パルコにタイ料理店「CHOMPOO(チョンプー)」をオープン。ほかにフードマガジンの発行や、レモンサワー専門店のプロデュースなど、従来の料理人に枠にとらわれず活動を続ける。父は写真家・食文化研究家として知られる森枝卓士氏。