画像は3月のカープレジェンドゲームで”まさかの”背番号10を披露することになった金本氏
広島の佐々岡監督が辞任を表明した場合の後任者は誰か?
広島球団では当然、水面下で人選を進めてきた。
そのことを10月1日発売(広島では10月2日発売)の日刊ゲンダイが詳しく伝えた。
次期監督候補リストには…
緒方孝市前監督
野村謙二郎元監督
金本知憲前阪神監督
新井貴浩氏
…の名が記されているという。いずれもカープレジェンドだ。
当たっているけど外れてもいる。
野村謙二郎氏はおそらく次期監督リストにはないはずだ。
残るは3氏。その中に金本氏の名があることに驚きを感じる、あるいは喜びを感じるファンも多いことだろう。
カープの主砲として”君臨”していたのに、球団と、もっと言えば松田元オーナーと折り合いがつかず阪神にFA移籍した。
その過程は”二度とカープの敷居をまたぐことができない”ことを意味する。しかし、今回は確かにリストの中にその名がある。
だいたい金本氏自身、3月にマツダスタジアムであったカープレジェンドゲームに呼ばれたとき”まさかまたカープのユニホームを着るとは思っていなかった”としみじみ語り、それを中国新聞などが伝えている。
まさにそのとおりだろう。
金本氏は今も広島県外を主な活動エリアにしていて広島に来るのは解説の仕事、好きなお好み焼き屋やつけ麺のお店訪問、それに”仲間内のゴルフ”ぐらいか…
阪神で2016年、17年、18年監督を務めて順位は4位、2位、6位。その間に金本氏の最大のライバルだった緒方監督の下で広島がリーグ3連覇…
佐々岡監督と同時代を駆け抜けてきた金本氏もやはり超人的な肉体を有し、阪神ナインも指揮官のハードな要求にはついていけなかった節がある。そのあたりのことは本人も反省しているはずだ。
何よりトリプルスリーのその実績には今の広島にないものが溢れている。アニキ野球にもカープVのチャンスが与えられることは、とても有意義なこと、と受け止めても良いのではなかろうか?(広島スポーツ100年取材班&田辺一球)
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