レッドソックス先発陣が続々負傷離脱…3A初勝利の上沢直之にメジャー昇格の可能性は

スポーツ報知
左脇腹の張りを訴えた先発のウィットロック(ロイター)

◆米大リーグ レッドソックス7―10ガーディアンズ(16日・米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 レッドソックスは16日(日本時間17日)、先発ウィットロックが左脇腹の張りで、4回2失点で負傷退場した。試合後のコーラ監督は「明日様子をみてから」と語り、ウィットロック自身は「3回に張りを感じたので、大事を取って降板した。それほど心配していない」と述べた。

 レ軍は現在13連戦中。ピベッタが右肘張りで6日(同7日)付けで負傷者リスト入り。ウィットロックも左脇腹の張りを訴えたことで、先発陣が綻び始めている。13日(同14日)のエンゼルス戦は、3Aウスターから昇格したクリスウェルが先発した。同じく3Aの上沢直之投手(30)に昇格する可能性が出てくるかも知れない。

 上沢はこの日、ボストンから約70キロ離れたウスターで、ダーラム相手に5回を投げ、6被安打4失点。球数は79球で、無四球2死球5奪三振。防御率は6・30となった。チームは7-4で勝利し、渡米後初勝利がついた。

 4回まで毎回先頭打者に出塁されながら1失点と粘ったが、5回に3ランを被弾した。

 上沢は招待選手として参加したレイズの春季キャンプでオープン戦4試合に登板し、0勝1敗。10日、ウースターでの移籍後初登板は5回3失点で敗戦投手となっていた。

野球

×