【巨人】菅野智之が開幕20イニング連続無失点も8回に同点打許す…最後は延長サヨナラ負けで2連敗

スポーツ報知
8回1死一、二塁、森下翔太に左前適時打を許した菅野智之(カメラ・宮崎 亮太)

◆JERA セ・リーグ 阪神2x―1巨人=延長10回=(18日・甲子園)

 巨人がサヨナラ負けで阪神に2連敗した。菅野智之投手が、自身最長となる開幕から20イニング連続無失点を記録したが、8回に同点打を浴びて降板。1ー1の延長10回、大勢投手が阪神・佐藤にサヨナラ打を浴びた。

 菅野は初回、阪神・中野の二塁打と森下への四球で1死一、二塁のピンチを招いたが、大山を中飛。佐藤は空振り三振にねじ伏せて無失点に抑えた。

 菅野は今季、「スガコバ」コンビで4日の中日戦は7回無失点、11日のヤクルト戦も6回無失点に抑え、開幕2連勝。初回を無失点に抑えた時点で、開幕からの連続無失点を14イニングに伸ばし、16年の13イニングを超えて自己最長となった。

 直後の2回に、女房役の小林誠司捕手がバットで魅せた。2死二塁から、中前へ鮮やかな先制打。「とにかく必死にくらいついていきました。先制点につながり良かったです」という一打で1点を先取した。菅野とバッテリーを組んだ11日のヤクルト戦でも適時打を放っていたが、再び貴重な1点をプレゼントした。小林はこれが今季2安打目で、いずれも菅野が登板した試合でのタイムリーとなった。

 菅野は3回にも安打と四球で2死一、二塁のピンチを背負ったが、ここは阪神の4番・大山を空振り三振に仕留めた。4~7回はテンポの良い投球で安打も許さず、無失点を続けた。

 だが、開幕21イニング目となった8回に、無死から連打を浴びるなど1死一、二塁となってから、森下に左前へ同点打を運ばれた。菅野はここで降板。2番手の西舘勇陽投手が後続を断って逆転は許さなかった。9回の攻防は両チームとも決め手に欠き、延長戦に突入した。

 延長10回表、巨人は1死二塁の好機にあと一本が出ず。その裏、守護神・大勢を投入したが、連打と敬遠四球で無死満塁を招くと、最後は佐藤にサヨナラ打を右前に運ばれた。

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