巨人・直江大輔「活躍する場所は東京ドーム」 2軍戦5回無失点で今季“初勝利”からファンに約束

スポーツ報知
イースタンの日本ハム戦で先発した直江(カメラ・岡野 将大)

◆イースタン・リーグ 巨人4―0日本ハム(18日・ジャイアンツ球場)

 巨人の直江大輔投手(23)が18日、今季“初勝利”を挙げた。イースタン・リーグの日本ハム戦(G球場)に先発し、今季最長となる5回89球を投げて4安打無失点、7奪三振。4回1死一、二塁、5回2死満塁とピンチを背負うなど、2回以降は毎回走者を出したが、要所を締めて得点を許さず「内容は全然良くなかったですけど、ゼロで抑えられたことがチームにとって良かった。それが一番」と振り返った。

 ストライク先行で投手有利に投球を組み立てたが、決め球の精度に苦戦。奪三振は多かったが、球数が多くなったことが反省として残り「長いイニングを投げられるように、球数を減らしていきたい」と次回登板への課題を見据えた。それでも、桑田2軍監督は「(カウント)スリーツーになったり、先頭を出したりと流れを引き留めることができない中で、何とか試合をつくっていったことは収穫だった」と粘投を評価した。

 チームは5投手の完封リレーで勝利。試合後、お立ち台に上がった右腕は「活躍する場所は東京Dだと思うので、そこを目指して頑張ります」とファンに約束。課題と向き合いながら、1軍昇格へ向けてアピールを重ねていく。(小島 和之)

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