日本初公開のモネ「睡蓮」など展示の「印象派 モネからアメリカへ」…郡山市立美術館で6月23日まで

スポーツ報知
モネの「睡蓮」を鑑賞する人

 東京での来場者が31万人を超えた展覧会「印象派 モネからアメリカへ」が、20日から6月23日まで福島・郡山市立美術館(祝日を除く月曜休館)で開催される。日本初公開となるクロード・モネの「睡蓮」や、チャイルド・ハッサムの「花摘み、フランス式庭園にて」など、米ウスター美術館からの借用を中心に67作品を展示している。

 19日は同美術館で内覧会が行われ、主催者を代表して福島中央テレビの尾崎和典社長が「東北で唯一の展覧会。多くの方々に素晴らしさを堪能していただきたいと思います」とあいさつ。同美術館の永山多貴子館長は「フランスで印象派が生まれて150年目。光や風という変化する自然を描き出そうとしたもので、当時は前衛的な現代アートでした」と話した。

 グッズ売り場では「睡蓮」の複製画(5万2800円~10万7800円、予約制で約1か月後に到着)など多くの関連商品を販売している。入場料は一般1500円、高、大学生、65歳以上1000円(中学生以下は無料)。問い合わせは同美術館(電話024・956・2200)まで。

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