元女子ボクシング世界王者・多田悦子が惜別10カウントゴングに感無量 引退式でファン、関係者に感謝

スポーツ報知
引退式で惜別のテンカウントゴングを聞く女子元世界王者の多田悦子

 WBA、IBF、WBO3団体の元女子世界ミニマム級王者・多田悦子(42)=真正=の引退式が20日、エディオンアリーナ大阪で行われた。スーツ姿ながら試合同様、軽快にリングインした元王者。リング上でのあいさつでは「スポンサーの皆様、ジムスタッフ、ファン、関係者、仲間、ファミリー…感謝しかございません。3団体でタイトルを取らせて頂き、ボクシングをやり切りました」と充実した表情で言い切った。

 この日は所属の真正ジム興行。「皆さん、選手たちの応援よろしくお願いします。ボクシングを盛り上げてください」と後輩ボクサーたちを思いやり、ファンにアピール。感無量の面持ちで惜別の10カウントゴングを聞いた。多田のプロ通算成績は20勝(7KO)4敗3分け。

 現在は神戸・南京町に、代表を務めるトレーニングジム「LOVE WIN」をオープン。経営者として第2の人生を歩んでいる。

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