アーセナル2-0完勝で暫定首位!アルテタ監督「クリーンシートを誇りに思う」…冨安健洋は打撲の影響で欠場
◆プレミアリーグ第34節 ウルバーハンプトン0-2アーセナル(20日・モリニュー・スタジアム)
4月20日、英国ではプレミアリーグの第34節が3試合行われ、日本代表DF冨安健洋(25)が所属するアーセナルはアウェーで11位のウルバーハンプトンと対戦。冨安はこの試合はベンチ外だった。広報官の話では17日に行われたバイエルン・ミュンヘンとの欧州CL第2レグで打撲を受けていたということで、軽傷だが大事を取ってこの試合は欠場となった。
水曜日の夜に欧州CL敗退の大きな失望を味わって中2日のプレミアリーグ戦。しかもこの試合もドイツ・ミュンヘンに続いて、イングランド中部ウルバーハンプトンでのアウェー戦。しかしアーセナルは隙のないパフォーマンスを見せて、終わってみれば2-0完勝を収めた。
まずは守りをしっかりと固めた。そして前半45分の絶好のタイミングで先制。PA内のこぼれ球にトロサールが右足を合わせたが、わずかにスライス。しかしやや当たり損ねのシュートが幸いし、ウルバーハンプトン・ゴールの右隅トップコーナーのポストの内側を叩いてイン。ラッキーなゴールが決まった。
後半もアーセナルはウルバーハンプトンに全くチャンスを与えなかった。しかも試合終盤にボールを支配し、ゴールを狙った。ダメ押し点が決まったのは『6』分と表示された後半アディショナルタイムの5分目。主将ウーデゴールが至近距離ではあったが、全く角度のない右サイドからGKの脇を抜く技ありのシュートを決めて2点目を奪って勝利を確定させた。
「本当にハッピーだ。プレミアリーグでクリーンシートは本当に難しいが、相手をゼロに抑えて勝利することができた」とアルテタ監督。2-0勝利に満足はしたが、「来週は最近好調のチームとのロンドン・ダービーがある」と続けて、早くも23日のチェルシー戦に標準を定めていた。
この勝利でアーセナルは勝ち点を74に伸ばし、73点のマンチェスターCを1点抜いて暫定ながら首位を奪還。残り5試合。優勝の可能性が唯一残ったプレミアリーグのタイトル奪取に突き進む。