【ロッテ】リリーフ左腕・鈴木昭汰、開幕から9戦連続無失点「全力で冷静に頑張っていきたい」

スポーツ報知
力投する3番手で登板の鈴木昭汰(カメラ・今成 良輔)

◆パ・リーグ 日本ハム5―0ロッテ(21日・エスコンフィールド)

 ロッテのリリーフ左腕・鈴木昭汰投手が、3番手でマウンドに上がり、3者凡退で切り抜けた。これで開幕から9戦連続の無失点。安定感が増してきた25歳は、「1試合、1試合しっかりっていう気持ちが結びついてるのと、まっすぐを主体でしっかり勝負できて、その中で投げミスも去年より減ってきてるかなと思います」と手応えを口にした。

 7回はいずれも直球で9番・中島を左飛、郡司を中飛に仕留めると、松本剛にはフルカウントから146キロの直球で空振り三振にした。存在感を示すホープに、吉井監督も「今年は真っすぐが良くて、しっかり自分の思うところに投げられているので、これが好調の要因かな。できるだけ1年間もってほしいと思っているので、しっかり今のうちにコツをつかんでほしい」と期待を込めた。

 法大から2020年ドラフト1位で入団した有望株。17日の西武戦では2点リードの9回に登板し、プロ初セーブも挙げた。着実に歩みを進める鈴木は「本当にこれをずっと1試合1試合、先を見ずに、任されたところを全力で冷静に頑張っていきたいなと思います」と力を込めた。

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