C大阪、無敗記録ストップ&2位転落も…香川真司「中身をポジティブに受け止めたい」

スポーツ報知
名古屋に敗れうなだれる香川真司(右から3人目)らC大阪イレブン(カメラ・谷口 健二)

◆明治安田J1リーグ▽第9節 名古屋 2―1 C大阪(21日・豊田スタジアム)

 C大阪はアウェーで名古屋に1―2で敗れ、9試合目で今季初黒星。開幕から続く無敗記録がストップした。

 開幕8戦負けなし(5勝3分け)とクラブ新記録を更新したC大阪の快進撃でも、鬼門は突破できなかった。序盤から何度も相手ゴールを脅かしながら1点が奪えずにいると、後半にセットプレーから2失点。対照的に奪った得点はオウンゴールのみだった。アウェー名古屋戦は2019年から6連敗。小菊昭雄監督は「(アウェー戦で)勝てていないことは分かっていた。(スタジアムは)独特な雰囲気はあるが、何か原因があるのかは分からない」と肩を落とした。

 元日本代表MF香川真司は後半17分から途中出場し、腰と膝の痛みからリーグ戦5試合ぶりに復帰。同37分には浮き球を前方の日本代表DF毎熊晟矢にダイレクトで通す巧みなプレーを見せたが、得点にはつながらなかった。

 「内容では圧倒していた。相手のロングボールだけで2点やられる悔しい負け方だけど、これもサッカーの一部」と香川。攻め込みながら決定力不足に苦しんだ展開を悔やむ一方、「長いリーグ戦を戦ううえでは、中身をポジティブに受け止めたい。いつかは負ける。切り替えてやっていきたい」と前を向いた。

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