「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」が閉幕 2日間で5万5000人が来場

スポーツ報知
レッドカーペットを歩いた(前列左から)桂文枝(左)と西川きよし

 吉本興業が運営を手がけ、今年で最後の開催となる沖縄県内開催の「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」が21日、閉幕した。20日からの2日間で5万5000人が来場した。

 那覇市・国際通りで行われたレッドカーペットには、俳優・浅野忠信、女優・賀来千香子、剛力彩芽、落語家・桂文枝、お笑いタレント・西川きよしら760人がかっ歩し、ファン1万5000人が集まった。

 文枝は「今までも歓迎はされましたけど、今年が一番盛り上がったんじゃないですかね。今回でひと段落ということですけど、本当に皆さんに歓迎していただいて、嬉しい限りです」。西川はきよしは「今日の天気予報を見たら、九州の方はほとんど雨じゃないですか。なのに那覇だけはピーカンで、30度近い。ありがたいですよね」と晴れ男らしくにっこり。「沖縄映画祭が、本当に良いゴールになるようにしていただいたんでしょう。16年間“小さなことからコツコツと”頑張ってきて良かったです!」とコメントした。

 映画祭の公式サイトは今月10日に「先月開催いたしました沖縄国際映画祭実行委員会臨時総会以降、今後の映画祭運営の在り方を検討してまいりましたが、第16回の開催を最後として本委員会は解散することとなりました」と報告。その上で「本委員会を主催者として開催する沖縄国際映画祭は最後となりますが、今回もラフ&ピースのコンセプトのもと皆様への感謝とともに笑顔で幕を閉じたいと思います。お客様には今回の映画祭もめいっぱい楽しんでいただけると幸いです」と発表していた。

 「沖縄国際映画祭」は2009年にスタートし、2015年からは「島ぜんぶでおーきな祭」との名称を変更して行われていた。映画だけでなく、音楽、お笑い、ダンス、アート、スポーツなど沖縄全域を舞台にした総合エンタメの祭典として開催されていた。

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