【大学野球】 法大が立大から勝ち点 大島新監督が目指す野球は「心を込めて丁寧に」

スポーツ報知
法大の投打のヒーロー、篠木健太郎(右)と松下歩叶(カメラ・浜木 俊介)

 ◆東京六大学野球春季リーグ戦第2週第3日▽法大4―1立大(22日・神宮)

 法大が1勝1敗で迎えた立大との3回戦を制し、勝ち点1をマークした。

 1回戦で7イニングを投げた今秋ドラフト候補の篠木健太郎投手(4年=木更津総合)が中1日で先発し、8回5安打1失点の力投。打線は、1―1の5回裏2死一、二塁で1番・松下歩叶(あゆと)三塁手(3年=桐蔭学園)が左越えの決勝3ランを放った。

 今季から就任した大島公一監督(56)にとって、リーグ戦で最初の勝ち点。「中1日だったが、篠木は自分のピッチングをしてくれた。松下は頼りになります」と笑顔を見せた。

 リーグで最多タイの46度の優勝回数を誇る法大だが、コロナ禍で1戦総当たりで行われた2020年春を最後に優勝から遠ざかっている。「一歩一歩、皆の成長が大事。本気で真剣に、心を込めて丁寧に―。が僕のなかではテーマなので、そのようにやってくれたらいいなと思います」と大島監督。今週末は、昨秋の覇者・慶大と対戦する。

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