J3鳥取、ルヴァン杯浦和戦のチケット販売状況は約6000枚…3月試合の934人から大幅増へ

スポーツ報知
ルヴァン杯浦和戦に向け、アウェーゴール裏を背にガッツポーズする鳥取の岡野雅行GM(C)GAINARE TOTTORI

 ルヴァン杯は24日、1次ラウンドの9試合が行われ、J3鳥取はJ1浦和をホーム・Axisバードスタジアム(収容・1万6033人)に迎え撃つ。

 クラブによると、チケットの販売状況は23日時点で約6000枚。アウェー側に割り当てられたゴール裏自由席(600枚)とバックスタンド自由席(400枚)は完売した。同会場で前回開催されたJ3讃岐戦(3月20日、水曜日)の934人を大幅に超える入場者数が見込まれる。

 24日の試合に向けた羽田―鳥取の航空便は当初より大きい機体に変更。スタジアム近郊のホテルは満室が相次ぎ、“レッズ特需”に沸いている。試合当日は最寄り駅や駐車場からスタジアムへのシャトルバスは通常の2~3台から10台と3倍以上、警備員は2倍に増やして対応する。

 鳥取の岡野雅行GMはホームで実現したJ1ビッグクラブとの対戦に「経営的に言うと本当にありがたい。メリットしかありません」と感謝。かつてプレーした古巣との対決に「公式戦なのでジャイアントキリングというか、勝ちたいなというのもあります」と期待を寄せた。

 同大会は今季から大会方式が変更され、J1~J3の全60クラブが参加。J1の人気クラブが地方のJ2、J3クラブのホームに遠征して開催される試合が増えている。すでに17日に開催されたJ3八戸―J1鹿島戦(プラスタ、1●2)は、平日の水曜日開催にもかかわらず、同スタジアム史上最多の4844人を動員した。

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