トラウト4年ぶり1番打者で初回先頭打者アーチ 9号はメジャートップタイ チームの連敗も5で止める

スポーツ報知
マイク・トラウト(ロイター)

◆米大リーグ エンゼルス7―4オリオールズ(23日・米カリフォルニア州アナハイム=エンゼルスタジアム)

 エンゼルスのマイク・トラウト外野手が23日(日本時間24日)、本拠のオリオールズ戦に、4年ぶりの1番に座り初回先頭打者アーチとなる9号ソロを放った。9号はブレーブスのオズナと並んでメジャートップタイ。

 右腕ロドリゲスのカウント1―2からの4球目。157キロの直球を右中間スタンドにたたきこんだ。初回先頭打者アーチは2012年以来通算6本目だ。

 トラウトは新人王受賞の2012年には138試合、1番に座ったが、その後は少なく2020年8月25日アストロズとのダブルヘッダー第2戦以来。その試合、大谷翔平は4番だった。

 開幕10試合は6勝4敗で地区首位を走っていたエンゼルスだったが、その後の13試合は3勝10敗。特に18日レイズ戦からは5連敗していた。トラウトも17日の8号アーチを打った後の5試合に20打数1安打。それに加え、復調かと思われ1番に座っていたレンドンが負傷者リスト入りで得点力が一気に落ち込み5試合で奪った得点は9点しかなかった。

 それだけにこの日は1番トラウトの一発で打線に弾みが付いて2回以降も着々と加点。22日に3連勝してア・リーグ東地区首位に浮上したオリオールズに11安打を浴びせて7―4でくだした。

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